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2009/12/ 『中国食事文化の研究』刊行

西澤治彦著 中国料理は、その多様さのみならず、医食同源やマナーなどに中国人の生命観・世界観を映し出す巨大な文化複合である。本書は、特に食事の仕方に焦点をあてながら、中国食文化の体系を歴史人類学的に精緻に分析した貴重な論考。詳細はこちらへ。

2009/11/ 《アジアを学ぼう》第3期全4冊刊行

アジアに留学した若き研究者達が、最新の成果を「読みっ切り」で発信するシリーズ。隣人とともに暮らし学んだ体験をベースに、新鮮かつ大胆な切り口で魅せる。詳細はこちらへ。

2009/11/ 『文化の政治と生活の詩学』日本宗教学会賞など受賞

2007年12月刊行の長谷千代子著『文化の政治と生活の詩学』に対して、2009年度の日本宗教学会賞、第5回国際宗教研究所賞が授賞された。本書の詳細はこちらへ。

2009/10/ 『韓国朝鮮の文化と社会8号』刊行

韓国・朝鮮文化研究会編・刊 「特集:韓国朝鮮社会における富と威信」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。

2009/10/ 《京都文教大・文化人類学ブックレット》3点刊行

京都文教大学文化人類学科による入門シリーズ。フィールドワークの魅力を満載。学生や高校生の目線で人類学の本質に迫る。
第2巻・杉本星子著『サリー! サリー! サリー! インド・ファッションをフィールドワーク』、第3巻・村上優子著『移民 in オーストラリア 移動をフィールドワーク』、第4巻・小林康正著『名づけの世相史 「個性的な名前」をフィールドワーク』。詳細はこちらへ。

2009/10/ 《風響社あじあブックス1》『産む・育てる・伝える』刊行

安井眞奈美他編 命の誕生という人間の営みで最も重要な場に、様々な問題が生じている日本。そこには現代社会の矛盾が端的に表れている。昔の、また異文化の出産を通して、「個人が」「病院で」「無事に」という固定観念をほぐす時、変革の一歩が始まる。詳細はこちらへ。

2009/09/ 『東シナ海祭祀芸能史論序説』刊行

野村伸一編 東シナ海周辺には今なお数多くの祭祀と芸能がある。朝鮮半島南部の巫女のクッ、沖縄の豊年祭、台湾の王爺祭祀、中国江南の媽祖信仰など、独自の光彩を放つ芸能の諸相を貫く共通の原風景はないのだろうか。著者渾身の集大成。詳細はこちらへ。

2009/09/ 《風響社あじあ選書1》『ペストと村』刊行

上田 信著 国家間の枠組み、ナショナリズムの連鎖から離れ、ペスト菌をまかれた村人の立場を歴史家として追跡。資料や証言から掬い上げた「真実」を出発点として描く、歴史と民衆との根本的齟齬。法の壁を叩く人びとの声を伝える、静寂のドキュメント。詳細はこちらへ。

2009/04/ 『比較日本文化研究12号』刊行

比較日本文化研究会編 国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して創刊。11号からはより開かれた雑誌を目指しリニューアル。特集:「質的調査の知:人文・社会科学の現状」。詳細はこちらへ。

2009/04/ 『漢人社会の礼楽文化と宗教』刊行

鄭正浩著 漢人社会における媽祖・瑤池金母・無生老母などの女神信仰の伝承を考察し、扶鸞宣化から繁雑な斎[酉焦]儀礼まで多様に発展をとげた祭祀儀礼を分析。「降神の儀と神々の託宣」等の論考から、中国古来の礼楽文化と神秘思想の関わりを探る。詳細はこちらへ。

2009/04/ 『生命観の社会人類学』刊行

河合利光著 近代化により大きく変容したフィジー人社会を、グローバル化からサバイバルするために形成された、グローバル・ライフシステム(global life system)として捉えなおし、身体と環境の循環的・総合的認識、すなわち「生命観」を提唱する野心的論考。詳細はこちらへ。

2009/04/ 『ベトナム黒タイの祖先祭祀』刊行

樫永真佐夫著 ベトナム西北地方の黒タイ社会を例として、ある社会を成形するのに文字文化がどのように関わってきたかを、民族誌データと現地文書を用いて分析。黒タイの系譜文書「家霊簿(ソー・フィー・フオン)」を縦横に読み解く貴重な論考。詳細はこちらへ。

2009/04/ 『革命の実践と表象』刊行

韓 敏編 中国の革命はその後イデオロギー化され、日常的実践を通してもう一つの伝統を作りあげた。二一世紀の現在、観光・芸術・民間信仰などの分野で再構築され、流通する「革命」の言説・諸制度・実践と表象を追う注目の論集。詳細はこちらへ。

2009/03/ 『北東アジアの新しい秩序を探る』刊行

Husel Borjiginほか編 2008年6月、ウランバートル市で行われた国際シンポジウム「北東アジアの新しい秩序を探る:アーカイブズ・歴史・文学・メディアからみたグローバル化のなかの世界秩序──北東アジア社会を中心に」の報告書。日・英・蒙の多言語論集。詳細はこちらへ。

2009/03/ 『ベトナム文化人類学文献解題』刊行

末成道男編 ドイモイ以降急速に行われた現地調査の蓄積はおびただしいものがある。本書は、ベトナムに関する文化人類学およびその関連分野の研究動向を概観し、おもな業績をえらび、その主要なものに解題を付したものである。人名・事項索引付き。詳細はこちらへ。

2009/03/ 『未完に終わった国際協力』刊行

原不二夫著 マラヤ共産党など東南アジア各国の共産党と中国、ベトナムなど社会主義国は、近い将来各国に社会主義政権を打ち建てるために、「密かな国際協力」を進めていた。見果てぬ夢に終った、知られざる歴史の一面を多くの史料をもとに克明にたどる。詳細はこちらへ。

2009/03/ 『社会変動と宗教の〈再選択〉』刊行

宮沢千尋編 戦後の開発の時代と植民地時代の相似性を注視する時、その眼差しはポスト・コロニアルと呼ばれる21世紀の世界に至る。イデオロギーに替えて宗教を「再選択」する多様な事例を通し、新たな民衆の生き方に迫る。〔南山大学人類学研究所叢書〕詳細はこちらへ。

2009/02/ 『〈他者/自己〉表象の民族誌』刊行

橘健一著 チェパンの語るチンラン(人喰い鬼)、ドゥキ(苦痛に悩む人)等の世界を読み解き、彼らが他者との境界に中に、「市民」としての新たな自己表象を構築していることを論証。伝統文化解釈への新たな地平を切り開いた注目の論考。詳細はこちらへ。

2009/02/ 『ヒンドゥー女神の帰依者ヒジュラ』刊行

國弘暁子著 男性としての生を放棄し、サリーを身に纏い、ヒンドゥー女神に帰依する現世放棄者ヒジュラ。「第三のジェンダー」とされてきた彼らの表象を剥がし、むしろ、性やジェンダーの二元論を包括した存在であるとする斬新な論考。詳細はこちらへ。

2009/01/ 『モンゴル人ジェノサイドに関する基礎資料(1)』刊行

楊海英編 内モンゴル自治区でおこなわれた中国文化大革命に関する第一次資料を解説し、影印。1967年から1970年にかけて、大規模なモンゴル人虐殺を指揮した中国共産党の指導者、首長と呼ばれる滕海清将軍の講話と指示などを収録。詳細はこちらへ。

2009/01/ 『台湾原住民研究12号』刊行

台湾原住民研究会編 小特集「原住民言語の変貌と現状」をはじめとする論文などに加え、P・バークレー「『日本通』の目を通した台湾」、東村純子」輪状式腰機の民族考古学」など研究ノートも充実。なお、11号から価格を本体3000円に改定。詳細はこちらへ。

2008/12/ 『オセアニアの人類学』刊行

須藤健一著 20世紀後半オセアニアに誕生した12の島嶼国家は、グローバル化の影響を受けながらも独自の近代化を進めている。本書は、これら「脆弱国家」の現在を描くとともに、「国家のゆがみ」を正そうとする住民の活動についても考察。詳細はこちらへ。

2008/11/ ブックレット《アジアを学ぼう》第2期全5冊刊行

アジアに留学した若き研究者達が、最新の成果を「読みっ切り」で発信するシリーズ。隣人とともに暮らし学んだ体験をベースに、新鮮かつ大胆な切り口で魅せる。詳細はこちらへ。

2008/11/ 『韓国朝鮮の文化と社会 7号』刊行

韓国・朝鮮文化研究会編・刊 「特集:移動という視座 空間・場所・地域をめぐって」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。

2008/10/ 『〈池間民族〉考』刊行

笠原政治著 宮古諸島の最北に位置する池間島は、池間大橋で宮古島と結ばれた観光の名所である。その住民には自らを「池間民族」と呼ぶ習慣があるが、けっしてそれは政治的な運動ではない。海に生きる人々から生まれた語りに耳を傾けたユニークな民族誌。詳細はこちらへ。

2008/09/ 『日本人の中国民具収集』刊行

芹澤知広・志賀市子編 戦前、玩具や民具など中国の民俗資料が様々な形で収集されたが、敗戦によって中断され、多くの資料は四散した。本書は、今日の物質文化や歴史研究の方法から、収集活動を分析・再評価し、研究史の空白を埋めようとする試みである。詳細はこちらへ。

2008/07/ 『モンゴルのアルジャイ石窟』刊行

楊海英著 アルジャイ石窟はモンゴル史・北アジア史の鍵を握る遺跡として、発掘・研究が進められている。本書は、その歴史を詳細にたどり、また出土したウイグル・モンゴル文書群の全容を解説、今後の研究を展望するものである。(付録・図版多数)。詳細はこちらへ。

2008/06/ 『中華民族の多元一体構造』刊行

費孝通編著/菊池秀明・曽士才・塚田誠之・西澤治彦・吉開将人共編訳 多民族国家=中国はどのようにして一体となりうるのか。この命題を歴史・民族・考古等の観点から論究、現代中国の民族論・民族政策の原典となった書を気鋭の専家により完全翻訳、また、費孝通の「エスニシティの探究:中国の民族に関する私の研究と見解」を付す。訳注・解題・参考地図付き。詳細はこちらへ。

2008/06/ 『比較日本文化研究 11号』刊行

国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して創刊。11号からはより開かれた雑誌を目指しリニューアル。特集:「冥福という〈来世〉──高齢化社会と変わる老人観」。詳細はこちらへ。

2008/05/ 新聞書評ぞくぞく掲載

 このところ小社刊行物の書評が新聞に続々と掲載されております。

 朝日新聞12月9日『韓国サーカスの生活誌』(林史樹著)
 日経新聞2月24日『近代日本の植民地博覧会』(山路勝彦著)
 朝日新聞3月9日『近代日本の植民地博覧会』(山路勝彦著)
 朝日新聞4月20日『葬儀の植民地社会史』(胎中千鶴著)
 朝日新聞5月18日『台湾外省人の現在』(S・コルキュフ著)
 中日新聞5月18日『目でみるブラジル日本移民の百年』(同編纂委編)
 東京新聞5月18日『目でみるブラジル日本移民の百年』(同編纂委編)
 (ブラジルは各県紙でも書評されてますが、今回は割愛させて頂きます)
 読売新聞5月25日『葬儀の植民地社会史』(胎中千鶴著)
 朝日新聞5月25日『欧米人の見た開国期日本』(石川栄吉著)

 新刊のご案内と見比べて頂くとお分かりのように、この半年ほどの単行本のほとんどが書評される「快挙」となっております。

 たまたま書評向きの本が揃ったこともありますが、なにより日ごろからの皆さまのご支援の賜物と深く感謝申し上げる次第です。

2008/04/ 『目でみるブラジル日本移民の百年』
【ブラジル日本移民百年史・別巻】刊行

 2008年、ブラジルの日本移民は第一回移民船・笠戸丸の神戸出港からちょうど100周年を迎える。

 以来、戦前・戦後を通じ、およそ25万人の日本人がはるばる海を越えてブラジルへと渡っていった。初期の苦闘、戦争の悲劇、戦後の動乱を乗り越えて、現在、ブラジルの日系コミュニティは六世・150万人といわれる一大勢力となった。農業をはじめとして政財官界は言うに及ばず、医学、教育、マスコミ、芸術などブラジル社会のさまざまな分野に進出、質・量ともに他に移民先には見られない広がりを見せている。

 また、1980年代から始まった日本におけるブラジル人の就労者も今や30万人を超えて、すでにブラジルに渡った日本人の総数を凌駕、今後ますます定着化を強める傾向にある。

 こうした歴史と現実は、残念ながら日本国内においては関係者を除き、ほとんど具体的に知られることはなかった。しかしながら今やグローバル化の時代であり、多民族・多文化との共生を迫られつつある今日の日本人にとって、この100年の海外経験は貴重な財産だといえる。

 この度、ブラジル日系社会の総力を結集して「移民百年史」の編纂が始まり、その第一冊目として写真による百年史が刊行の運びとなった。誰にでもその歴史と現在が一目で分かるように、貴重な写真を厳選し、日本語・ブラジル語の解説を付した決定版である。

 ブラジルの日本移民の歩みを概観するものとして、ブラジルやブラジル人就労者に関連する企業、多文化共生や外国(語)関連学科のある大学や研究機関、自治体の国際交流課やその関連団体、外国人支援ボランティアやNGO団体の関係者はもとより、日本在住のブラジル人家庭や児童生徒などにも、ぜひとも座右に置いてほしい一冊である。詳細はこちらへ。装丁はこちら

2008/04/ 『民族表象のポリティクス』刊行

塚田誠之編 文字、人物、施設、エスニック・シンボルなど多様な表象形態が、民族文化を生産し、流通・消費させる磁場となっていることを明示。その政治性と表象主体のせめぎあいの中に、民族文化とその変容のダイナミクスを読み解く斬新な論集。詳細はこちらへ。

2008/03/ 『欧米人の見た開国期日本』刊行

石川栄吉著 幕末・明治初期、日本を訪れた欧米人は多くの記述を残している。本書は、「東洋神秘の国」を好奇・侮蔑・愛情さまざまな形で見つめた人々の記録を博捜し、それらを通して当時の庶民生活を生き生きと再現している。人類学の泰斗の貴重な遺稿。詳細はこちらへ。

2008/03/ 『台湾外省人の現在』刊行

S・コルチュフ著/上水流・西村訳 戦後大陸から台湾に移住した人々は、旧支配層であり、「独立」に反対する「統一派」と見なされている。本書は、知られざる彼らの実像を様々な手法でえぐり出したフランス人政治学者の好著。解説・コラム・訳注を付す。詳細はこちらへ。

2008/03/ ブラジル日本移民百周年記念の写真展、全国好評巡回中

日伯交流年 ブラジル日本移民百周年記念写真展
「新世界に渡った日本人」

 2月10日から全国34カ所で、独立行政法人国際協力機構(JICA)とブラジル日本移民百周年記念協会が共催して、巡回写真展が始まっています。

 同記念協会の百年史編纂委員会は、百年史第1冊目の「写真集」を編纂するにあたり、ブラジル日本移民史料館とともに、その収蔵写真6000枚と、各地の日系資料館提供の写真の中から、200余葉まで厳選する作業を行いました。

 さらに、編纂委員会及び移民史料館では、その中から写真展用に約70枚を選び、写真説明を付けて、JICAに提供しました。

 それを受けてJICAでは、移民に縁深い地方自治体などに呼びかけ、富士市を皮切りに、浜松市、仙台市、神戸市、前橋市、広島市、高知市など全国34カ所で写真展が開催される運びとなったものです。

 1908年の第1回笠戸丸移民はもちろん、様々な渡航者たちの姿、コーヒー耕地での辛い仕事、日本人植民地の生活、勝ち組負け組事件など戦中・戦後の苦難、70年代の日系社会の発展、一世の高齢化と二世の台頭、そしてデカセギ・ブーム等々、日系人の苦闘と栄光の百年の歩みを、貴重な写真によって辿る内容となってており、それぞれに日本語とブラジル語の説明があります。

 編纂委員会からは「この機会にぜひ日系、非日系、日本人を問わず、みんなに移民の百年の体験を知ってもらい、日本が直面する多民族・多文化などの共生社会を考える上での参考にしてほしい。とくに写真集は日系ブラジル人が住む地域の図書館や学校、国際交流協会などに是非とも備えて、みんなで活用してほしい」とのメッセージが寄せられています。

共 催:独立行政法人国際協力機構、ブラジル日本移民百周年記念協会

企画・構成:JICA横浜 海外移住資料館、ブラジル日本移民史料館

協 力:東山農場珈琲資料館、パラナ州日本移民史料館、グアタパラ農事文化体育協会、山中三郎記念バストス地域史料館、リベイラ・レジストロ日本移民記念館、北原・輪湖記念館、リンス慈善文化体育協会移民史料館、アラサツーバ日伯文化協会移民史料室、トメアスー日本人移民史料館、ペレイラ・バレット移住歴史館

■写真展スケジュールの詳細はこちらへ。

2008/02/ 『ベトナムの社会と文化 7号』刊行

ベトナム社会文化研究会編 「18世紀ベトナム仏教儀礼文書集に見える仏僧の道士としての役割」(大西和彦)をはじめとする論文・研究ノート・資料・翻訳・書評・エッセイのほか、「特集 生態関連特集 その1」を収録。詳細はこちらへ。

2008/02/ 『葬儀の植民地社会史』刊行

胎中千鶴著 葬儀は、その社会の価値体系が集約的に示され、最も重んじられる儀礼である。本書は、植民地支配の中で葬儀がどのように日本化されていったのかをたどり、受容・抵抗・やり過ごしを通し、支配・被支配双方の「近代」を見つめ直す。詳細はこちらへ。

2008/01/ 『近代日本の植民地博覧会』刊行

山路勝彦著 「植民地博覧会」とは、植民地で開催、あるいは植民地そのものを展示の主題にした博覧会のことであり、欧米諸国には見られない日本独自の形態である。その内容や図像をつぶさに見るとき、近代日本のアジアへの眼差しが如実に浮かび上がる。詳細はこちらへ。

2007/12/ 『文化の政治と生活の詩学』刊行

長谷千代子著 水かけ祭りやポイ・パラ儀礼等に見られる国家と民族の問題を、「抵抗」や「服従」の観点ではなく、言語的・非言語的な「実践」の視点で捉え、歴史や文化からの引き剥がしベクトルに対する、人々のしなやかな「立ち位置」を動態的に描く。詳細はこちらへ。

2007/12/ 『蒙古源流』刊行

楊海英編 今もモンゴル人が日常的に語る年代記『エルデニン・トプチ(蒙古源流)』は、歴史を生きた形で受け継ぐ貴重な文献である。本書はその写本の中で、オルドス市档案館所蔵の二つの版本を写真版で収録し、解説を付したものである。詳細はこちらへ。

2007/10/ ブックレット《アジアを学ぼう》第一期7册刊行

アジアに留学した若き研究者達が、最新の成果を「読みっ切り」で発信するシリーズ。隣人とともに暮らし学んだ体験をベースに、新鮮かつ大胆な切り口で魅せる。詳細はこちらへ。

2007/10/ 『韓国朝鮮の文化と社会 6号』刊行

韓国・朝鮮文化研究会編・刊 「特集:文字と無文字のあいだ」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。

2007/10/ 『韓国サーカスの生活誌』刊行

林史樹著 一年近い天幕生活で、人類学的調査を続けた著者が描く「近代的」移動芸能集団の実相。外部との関係や内部統制など集団のあり方、また学術的記述の行間から溢れ出る団員の個性や人生観は、韓国の人と社会をえぐる優れたルポ。詳細はこちらへ。

2007/08/ 『東アジアの祭祀伝承と女性救済』刊行

野村伸一編著 地獄の亡母を救う目連の伝承は、盂蘭盆会の起源とも言われ、東アジア各地で女性救済の文化に豊かなバリエーションを与えている。本書は日中韓の祭祀・芸能の諸相から、死生観や霊魂観、さらに文化史の再考をも迫る注目の論集である。詳細はこちらへ。


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