2004/12/ 『反・ポストコロニアル人類学』刊行
吉岡政徳著。自己批判の連鎖を起こし、学界中央のブームは終息したかのように見えるポストコロニアルの論議を、コロニアルの場であり、議論の舞台(背景)ともなったメラネシア(研究)の立場から総括。その功罪を歴史的・理論的に検証する注目の書。詳細はこちらへ。
2004/12/ 『比較日本文化研究 8号』刊行
比較日本文化研究会編・刊。国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して創刊。。詳細はこちらへ。
2004/11/ 『チンギス・ハーン祭祀』刊行
楊海英著。一三世紀以降、ハーンのみならず多くの人物を織り込みながら形成・伝承されてきた祭祀を、様々な文書や各地の口承から復原・再構成を試みた労作。近年の考古学的発見と相まって、その作業からは民族総体としての「歴史」が浮かび上がる。詳細はこちらへ。
2004/10/ 『韓国朝鮮の文化と社会 3号』刊行
韓国・朝鮮文化研究会編・刊。「特集:東アジアにおける韓国朝鮮社会:地域を動かす中間層の人たち」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。
2004/09/ 『民衆道教の周辺』刊行
可児弘明著。人形芝居や中元の儀礼、様々な絵入り紙符に込められた民衆の祈り。残された旧中国の姿を追った台湾・香港の調査行と、文献渉猟から描き出す民衆道教の実像。「道教とは何か」を知る最良の入門書。写真多数、「現地研究の歩み」を付す。詳細はこちらへ。
2004/06/ 『友情と私利』刊行
王向華著。現地社員として日系スーパーをフィールドワーク。経営風土や社員の仕事ぶりを追ったユニークな民族誌。異文化におけるカイシャとシャインの姿を克明に描く。詳細はこちらへ。
2004/06/ 『台湾原住民研究 8号』刊行
台湾原住民研究会編。「謎の台湾カンガルー」などの論考、「日台考古学間交流の現状」などの報告を掲載。唯一の専門誌が8号目に突入。詳細はこちらへ。
2004/03/ 『韓国人類学の百年』刊行
全京秀著。植民地時代・戦後の動乱・分断を含め、描くことの困難な自画像にあえて挑戦した渾身の著作。丹念かつ冷静な歴史の発掘から、人類学研究への真摯な問いかけが浮かび上がる。詳細はこちらへ。
2004/03/ 『ものづくりの人類学』第3回日本オセアニア学会賞
田口理恵著『ものづくりの人類学』が、3月に開催された日本オセアニア学会研究大会において、第3回日本オセアニア学会賞を受賞。
2004/02/ 『中央アジア農村の親族ネットワーク』刊行
吉田世津子著。ソ連崩壊後、社会そのものがリストラされたキルギス。激変する生活と復活する親族の絆。歴史と庶民生活の交錯を克明に追った初の報告。詳細はこちらへ。
2003/11/ 『モンゴル英雄叙事詩の構造研究』刊行
藤井麻湖著。英雄叙事詩の構造論的読み解きから、隠喩において表の意味とは全く異なる主題を掬い上げ、叙事詩研究に大きな問題を提起した野心的著作。詳細はこちらへ。
2003/10/ 日本華僑華人学会のHP開かれる
今年2月に発足した学会のHPが開かれています。第1回研究大会も11月22日に予定されているとのことです。詳細はこちらへ。
2003/10/ 韓国・朝鮮文化研究会の大会近し
韓国・朝鮮文化研究会の第4回大会が10月25日、東洋大の白山キャンパスで開かれる。詳細はこちらへ。
2003/10/25『韓国朝鮮の文化と社会 2号』刊行
韓国・朝鮮文化研究会編。「特集1・〈近代〉という体験」「特集2・韓国研究におけるフィールドのあり方」の論考、シンポジウムをはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、エッセイを収録する。詳細はこちらへ。
2003/9/10『民族の語りの文法』刊行
シンジルト著 チベット化したモンゴル族の調査を通し、日常や紛争・教育の現場でさまざまに語られる「民族」を掬い上げ、巨視的な議論が見落としてきた等身大の民族像を呈示。語られてきた側からの主体的自画像を探る。詳細はこちらへ。
2003/8/6『ベトナムの社会と文化 4号』刊行
ベトナム社会文化研究会編。人類学をはじめ未開拓だった社会研究の拠点として創刊。論文、資料、翻訳、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。
2003/8/6『台湾原住民研究 7号』刊行
日本順益台湾原住民研究会編。多くの論考・研究ノートに加え、馬淵東一墓参特集、書評、本の紹介など、いよいよ充実した内容。詳細はこちらへ。
2003/5/31『日本における華僑華人研究』刊行
同論文集編集委員会編 永年、華僑・華人研究をリードしてきた游氏の古希に際し、内外から寄せられた論文集。華人の企業経営・華人のネットワーク、日本の華僑・華人など、多岐にわたる主題で、今日の研究水準を示す。付、游仲勲先生略歴および業績一覧。詳細はこちらへ。
2003/5/24『生寡婦〈グラスウィドウ〉』刊行
Y・ウーン著/吉原和男監修・池田年穂訳。カーストや階層、集落や世帯の多様さを、女神祭祀を中核とし相互に密接に連関した複合的ネットワークとして描き出し、同時に王権・カースト・親族・ジェンダーなど、南アジア人類学の課題の核心に迫る、画期的なモノグラフ。詳細はこちらへ。
2003/5/20『比較日本文化研究 7号』刊行
同研究会編・刊。国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して創刊。。詳細はこちらへ。
2003/3/31『文化のディスプレイ』刊行
瀬川昌久編。「伝統文化」が観光開発され、様々に展示・紹介される今日、民族文化とそれらの「ディスプレイ」の間の相互作用は、文化の再編・再定義とも絡み「民族」「文化」研究の焦点ともなっている(東北大学東北アジア研究センター叢書の市販版)。詳細はこちらへ。
2003/3/25『民族の移動と文化の動態』刊行
塚田誠之編。内蒙古・雲南・ベトナムなど広範な周縁地域の事例から、民族の移動とそれに伴う様々な文化の「変容」を考究した論集。歴史・民族両面から移住の要因、非漢族の移動、民族間接触とその諸相、国家政策など、多岐にわたる主題を提示。詳細はこちらへ。
2003/3/3『ヒンドゥー女神と村落社会』刊行
外川昌彦著。カーストや階層、集落や世帯の多様さを、女神祭祀を中核とし相互に密接に連関した複合的ネットワークとして描き出し、同時に王権・カースト・親族・ジェンダーなど、南アジア人類学の課題の核心に迫る、画期的なモノグラフ。詳細はこちらへ。
2003/3/1 韓国・朝鮮文化研究会のホームページ始動
小社発売の『韓国朝鮮の文化と社会』の発行母体である韓国・朝鮮文化研究会のHPが始動しました。コンテンツの充実はこれからですが、今後の発展が期待されます。詳細はこちらへ。
2002/12/24『ものづくりの人類学』刊行
田口理恵著 インドネシア・スンバ島の伝統的絣織り布=モノをめぐり、「作り・売る人」「買い・使う人」」の織りなす多重で多層な関係を緻密に考察。モノをつくる現場から家族や社会を見直した野心的論考。詳細はこちらへ。
2002/11/24『カンボジアの農民』刊行
J・デルヴェール著、石澤良昭監修・及川浩吉訳。刊行が遅れてご迷惑をおかけしておりましたが、ようやく完成。50年代の調査をもとに書かれた、カンボジアの自然・社会・文化を語る総合的地誌。その後の動乱もあって、今もその資料的価値は高い。詳細はこちらへ。
2002/10/26『韓国朝鮮の文化と社会 1号』刊行
韓国・朝鮮文化研究会編。「特集・交叉するフィールド──歴史・文化・社会、そして創造」の論考、シンポジウムをはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。
2002/6/7「カナダ首相出版賞」を受賞
2003年春刊行予定の『The Excluded Wife(邦訳仮題:カナダの広東女)』(Woon, Yuen-Fong著、池田年穂訳、吉原和男監修)が、カナダ研究プログラム「2001/2002カナダ首相出版賞」を受賞しました。
2002/5/30『ベトナムの社会と文化 3号』刊行
ベトナム社会文化研究会編。人類学をはじめ未開拓だった社会研究の拠点として創刊。論文、資料、翻訳、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。
2002/5/30『台湾原住民研究 6号』刊行
台湾原住民研究会編。「特集・台湾原住民の源流」をはじめ、多くの論考・研究ノート、書評、本の紹介など、いよいよ充実した内容。詳細はこちらへ。
2002/4/20『河辺の詩』刊行
飢餓・災害や経済援助などでしか語られないバングラデシュ。本書は、平凡な農村に住み込んだ女性研究者が、出産や結婚、出稼ぎ、イスラムと民間信仰、男尊女卑と妻の実権など、様々な事象を通して女性の暮らしを描いた好編である。詳細はこちらへ。
2002/3/25『カストム・メレシン』オセアニア学会賞受賞
小社既刊の白川千尋著『カストム・メレシン』が、3月22日・23日に開催された日本オセアニア学会研究大会において、第一回日本オセアニア学会賞を受賞しました。本書の詳細はこちらへ。
2002/3/15『現代東南中国の漢族社会』刊行
潘宏立著 永く「残された中国」の調査により推定・遠望されていた現地の、初めての本格的調査を踏まえた論考。戦後の政治的変動を経て、復興・再生されつつある宗族組織の実態を、伝統の再構成および多様な現状の側面から詳細に分析・紹介。詳細はこちらへ。
2002/2/15『明代中国の疑獄事件』刊行
川越泰博著 明の洪武帝は、皇帝権強化や政治改革のため五つの疑獄事件を発動したといわれる。本書は、従来功臣や官僚排除のためとされてきた「藍玉の獄」をつぶさにとらえ直し、洪武帝がこの事件で真に意図したものは何か、を探究するものである。詳細はこちらへ。
2002/1/20『道教関係文献総覧』刊行
石田憲司主編 明治以降ほぼ一世紀にわたる日本語文献を網羅。近年著しく増加した道教研究プロパーのみならず、文学・本草・風水など関連分野、さらに中国少数民族や沖縄・東南アジアなど周辺地域も遺漏なく視野に入れた初の総合目録。人名・事項索引付き。詳細はこちらへ。
2001/12/20『風水の社会人類学』刊行
渡邊欣雄著 中国本土・香港・台湾・沖縄・韓国など関係地域の隈ない調査、そして精密な文献渉猟──人類学・歴史学の成果を踏まえ、第一人者が示す風水研究の到達点。多様な相貌の奥にある東アジア的「気」の認識論・存在論を明かした画期的論考。詳細はこちらへ。
2001/11/10『カストム・メレシン』刊行
白川千尋著。オセアニア・トンゴア島の民間医療の実態を紹介。薬草・夢見・予防呪術を駆使しながら、西洋医療をも用いる島民の「伝統と近代」を再考。詳細はこちらへ。
2001/10/13 研究会情報に「待兼山比較日本文化研究会」サイトが登場
本会は「国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して……、さまざまな研究分野との幅広い研究交流を進めていくことを意図しております」との趣旨で1994年に創設されました。小社ではその機関誌「比較日本文化研究」の販売を担当することとなりました
。詳細はこちらへ。
2001/9/11 国際交流基金アジアセンター「アジア理解講座」のご案内
2001年度第2期の募集が進んでおりますが、小社の著者関係の講座のうち、「境界の消滅と生成──東南アジア島嶼部・オセアニア諸国の現在」「台湾文学を味わう」の2講座にまだ定員の余裕があるようですのでお知らせまで
。詳細はこちらへ。
2001/8/1『アジア移民のエスニシティと宗教』刊行
吉原和男・クネヒト・ペトロ編。「人の移動」と「文化の創造・再編」を様々な現場から考察。南山大学人類学研究所叢書。詳細はこちらへ。
2001/6/21「フィールドから」にひさびさの新作登場
ウラジオストックで調査中の百瀬響氏からエッセイが到着。小文ながらロシアの現状を伝えてくれる興味深い内容。詳細はこちらへ。
2001/6/3『台湾原住民研究 第5号』刊行
日本順益台湾原住民研究会編。多くの論考・研究ノートに加え、馬淵東一墓参特集、書評、本の紹介など、いよいよ充実した内容。詳細はこちらへ。
2001/5/30 『東アジアにおける文化の多中心性』刊行
三尾裕子・本田洋編。東京外大AA研共同研究プロジェクト「『中華』に関する意識と実践の人類学的研究」のワークショップ報告書。詳細はこちらへ。
2001/3/30 『台湾原住民研究概覧』刊行
日本順益台湾原住民研究会編。原住民研究の歴史と現状を解説し、主要文献解題、資料を付した、エスニック・グループ単位の研究案内。詳細はこちらへ。
2001/3/10 『両班 変容する韓国社会の文化人類学的研究』刊行
岡田浩樹著。「両班化」(=現代韓国に顕著な社会的・文化的上昇志向)の概念をフィールドから再検討。その本質を探る。詳細はこちらへ。
2001/2/28 『日本華僑における伝統の再編とエスニシティ』刊行
王維著。長崎・横浜・神戸の三大中華街における華僑社会を比較し、その来歴、親族・同郷組織を紹介。詳細はこちらへ。
2001/2/20 『身体と形象 ミクロネシア伝承世界の民族誌的研究』刊行
河合利光著。旧トラック環礁に伝承されてきた伝統的知識体系=イタン。消滅しつつある知的遺産の詳細な記録・分析である。詳細はこちらへ。
2001/2/10 『ベトナムの社会と文化 2号』刊行
ベトナム社会文化研究会編。人類学をはじめ未開拓だった社会研究の拠点として創刊。論文、資料、翻訳、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。
2001/1/20 『訳注 明史刑法志』刊行
野口鐵郎編訳。中国法政史のみならず政治史・社会史研究の基礎文献。平明な現代語訳に精密な注釈を付す。詳細はこちらへ。
2001/1/1 おかげさまで創立10周年
小社もお蔭さまで本年1月16日をもって設立10年の節目を迎えることとなりました。こちらにてご挨拶とお礼を申し上げます。
2000/11/30 『〈血縁〉の再構築』刊行
吉原和男・鈴木正崇・末成道男編。慶應義塾大学地域研究センター叢書。中国周縁社会の血縁意識を同姓団体の事例から探る。詳細はこちらへ。
2000/09/30 『日本統治下ミクロネシア文献目録』刊行
山口洋兒編。随一のコレクターによる膨大な文献の解説と詳細な索引。オンデマンド方式を採用した、新しい造本スタイルも注目。詳細はこちらへ。
2000/08/15 『植民地人類学の展望』刊行
中生勝美編。旧日本植民地をフィールドとする研究者が、「日本のオリエンタリズム」を調査地の目線で検証。詳細はこちらへ。
2000/06/30 目録ダウンロードのサービス開始
小社の出版目録および新刊・近刊のパンフレットがダウンロード出来ます。詳細はこちらへ。
2000/06/30 論著・研究情報の掲示板、運用開始
読者交流の場として、ご自身の論文著作および研究成果などを自由に書き込んでいただくコーナーを作りました。詳細はこちらへ。
2000/06/10 オンデマンド印刷による出版開始
オンデマンド印刷の技術を利用した初めての出版物が出来ました。詳細はこちらへ。
2000/06/10 『日本の家族における親と娘』刊行
植野弘子・蓼沼康子編。婚家と実家を行き来する嫁いだ娘。新潟・福井の調査から浮かび上がる「新しい家族像」。詳細はこちらへ。
2000/05/15 『自治体の文化政策 21世紀の地域文化戦略』刊行
川崎市役所で文化行政に携わっている著者による自費出版。文化のまちづくり、文化財行政、パートナーシップ型文化行政への転換など、実例と提言を盛り込んだ意欲的な政策論。詳細はこちらへ。
2000/03/28 『台湾民間信仰研究文献目録』がオンライン化
編者の三尾裕子氏が書籍版の情報を自らのHPにアップされました。オンラインで検索可能なデータベースです。詳細はこちらへ。
2000/03/10 『台湾漢民族の姻戚』刊行
姻戚すなわち女性を介して身内となった親戚──妻の父や母の兄弟たちの役割を様々な場面で分析し、宗族すなわち男系血縁に偏り過ぎていた中国家族社会研究に、新たな局面を切り開く論考。詳細はこちらへ。
2000/01/10 『神話・宗教・巫俗 日韓比較文化の試み』刊行
日韓の古典文学研究者と民俗学者が相互に、相手の国の古典や民俗を研究し、フィールドを訪問しあった、ユニークな国際研究の成果。詳細はこちらへ。
2000/01/01 風響社通信を創刊
今年から「風響社通信」と銘打って、新刊のご案内やその他の情報をメールでお知らせすることといたしました。一応、月刊を目指しますが、めぼしいお知らせがない場合は休刊といたします。「通信」の内容はこちらへ。
1999/12/25 『台湾原住民研究』4号を刊行
台湾大地震の特報、バークレーおよび台北での国際学術会議の報告、論考、調査ノート・資料・書評など。詳細はこちらへ。
1999/12/12 オン・デマンド出版実験室を開設
注文に応じて、1冊単位で印刷・製本できる技術をもとに、オン・デマンド出版の動きが出ております。小社でもこれらの技術を少部数出版に応用できないかと実験を開始することにしました。詳細はこちらへ。
1999/12/10 書評紹介のページ作成
杉島敬志編『土地所有の政治史』の書評を皮切りに、新刊・旧刊の書評を随時転載・掲載していきます。書評ページはこちらへ。
1999/10/12 『族譜』中国語訳版入荷
瀬川昌久著『族譜』の中国語訳版(銭杭氏訳、B6、294頁)が上海書店出版社から刊行され、小社にも若干数が入荷しました。ご希望の方には本体1980円にて販売いたします。
1999/09/09 ホームページ移転について
<今のホームページサービスでは、CGIやデータベースが自由にならず、思案しておりましたところ、それらが可能でしかも独自ドメインが使えるサービスを見つけました。幸いまだ広くお知らせしていなかったので、思い切って移転することにしました。新しい住所は
http://www.fukyo.co.jp です。10月中頃を予定しております。
ついでながら、北ケーブルテレビも接続サービスを始めましたので、常時接続の環境も近々整います。ということで、発信・受信能力の向上を受けて、ますますオンライン出版の方面にも力を注いでいくつもりです。
バベルの塔になるか、ガウディのサクラダファミリアになるか、はたまた瓦礫の山になるか……、将来像は全く見えておりませんが、ご支援・ご鞭撻をお願いいたします。>
1999/08/31 ホームページをバージョンアップ
<しばらくテスト・ランを続けてきましたが、詳細の頁をようやく補充することができました。これからも少しずつ手を入れてゆき、近い将来にはオンライン文献目録や学術誌、自著・他著や研究会紹介のための掲示板などの機能を求めて独自ドメインに移行する予定です。ますますのご意見・ご要望をお待ちしております。>
1999/08/10 『中国映画の文化人類学』刊行
西澤治彦著『中国映画の文化人類学』刊行。
「黄色い大地」「芙蓉鎮」「心の香り」「悲情城市」など、八〇年代から九〇年代にかけて光彩を放った中国・台湾・香港映画。文化人類学者の著者は、これらをテクストあるいはフィールドとして読み解き、現代中国社会のコンテキストに迫る。
<予定より遅れ、お盆の時期に重なってしまいましたが、東方書店では意外に健闘中。店売の田原氏によると、夏休みで上京された読者の購入が目立ったとのこと。小社の本が地方で入手しにくい現状とはいえ、暑さも忘れ感謝した次第です。>
四六判・上製カバー・本体2500円 1999年8月10日発行 ISBN4-938718-21-9
1999/06/30 『ベトナムの社会と文化』創刊
ベトナム社会文化研究会編『ベトナムの社会と文化』第1号刊行。
「戦争」や「ドイモイ」、そして観光地としてしか語られることのないベトナム。その社会の特質を東アジアの視点や人類学の手法で見つめ、多様な文化の本質を問う。ようやく開放されつつある環境で、新鮮なフィールドの報告・論考が満載。448頁。
1999年6月30日発行、ISBN4-938718-75-8。
(A5判・並製カバー・本体3500円)
1999/06/19 日本台湾学会第1回学術大会開かれる
98年5月に設立された学際的地域研究の学会、日本台湾学会が初の学術大会を東京大学(本郷)山上会館で開催。歴史・社会、政治・経済、文化・文学・言語、の各分科会で4件ずつの報告がなされ、200人ほどの参加者が熱心に聞き入っていた。
<小社も書籍展示販売を行いましたが、参加の人類学者はかなりが顔見知りのせいもあり、売り上げはいまいちでした。>
1999/06/11 大平正芳記念賞受賞
『メラネシアの位階階梯制社会』が第15回大平正芳記念賞を受賞。他の受賞作は『周縁からの中国──民族問題と国家』(毛利和子著 東京大学出版会)、『中華中毒──中国的空間の解剖学』(村松伸著 作品社)、『タイ糖業史──輸出大国への軌跡』(山本博史 お茶の水書房)、『The
Northern Territories Dispute and Russo-Japanese Relations』(長谷川毅著 Univ.
of California)。
<さすがに政治家の関係らしく、会場はホテルオークラ。昼間の立食パーティでしたが、政財界の大物も顔をみせ、ダークスーツの人たちがひしめき、我々(人類学者とその奥さん、私)は正装はしていたものの浮いていた存在だったのではなかったかと思います。ただし、当然のことながら、そんなことは意に介さず美味しいお料理をしっかりと賞味させていただきました。>
1999/05/31 『リン家の人々』書評
M・ウルフ著/中生勝美訳『リン家の人々 台湾農村の家庭生活』(98年刊)の書評が、『中国21』vol.6(風媒社)に掲載。評者は上田信・立教大学文学部教授。「漢族社会におけるダイナミックな人間関係を理解しようとしたら、喧嘩を観察する以上の方法はあるまい」「漢族社会の部外者、しかも女性が喧嘩から社会を読み取るという困難な仕事を成功させた最初の作品が、ウルフが1968年に著したこの本である。いまから30年も前に出版された作品であるにもかかわらず、第一級の研究書として生命を失っていない理由は、そこにある」など、興味深い観点からの評で、思わず再読せねばという気にさせられた。
1999/03/15 『中国北方農村の口承文化』刊行
井口淳子著『中国北方農村の口承文化 語り物の書・テキスト・パフォーマンス』刊行。
河北省の農村に伝わる「樂亭大鼓」は、「曲藝」「説唱」と呼ばれる演唱音楽の一つで、「文盲」の演者によって口承されてきた。その優れた口頭創作性を、民族音楽学の観点から分析し、「無文字文化」としての中国文化に焦点をあてる。
1999年3月15日発行、ISBN4-938718-39-1。
(A5判・上製カバー・本体4500円)
1999/02/15 『中原と周辺』刊行
末成道男編『中原と周辺 人類学的フィールドからの視点』刊行。
漢族社会の多様性と変容を、ベトナム・雲南・香港・沖縄・台湾など「辺境」から問い直し、さらに周辺文化における中華文明とのインタラクティブな交流と複合過程を実証的に解明しようとする試み。
1999年2月15日発行、ISBN4-938718-38-3。
(A5判・上製カバー・本体6800円)
1999/02/15 『土地所有の政治史』刊行
杉島敬志編『土地所有の政治史 人類学的視点』刊行。
従来の民族誌的分析や、アジア・太平洋的な比較研究と、先住民の「権利」回復や経済開発という現代的文脈を踏まえ、人類学的地平の限界を探る野心的論集。(民博「アジア・太平洋における民族文化の比較研究」第8回シンポジウムの成果)
1999年2月15日発行、ISBN4-938718-37-5。
(A5判・上製カバー・本体7200円)