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2007/06/ 『台湾原住民研究 11号』刊行

台湾原住民研究会編 「現代台湾のもう一つの脱植民地化」(若林正丈)をはじめとする論文・研究ノートなどに加え、宋文薫「國分直一、馬淵東一両先生を偲ぶ」、金子えりか「我が学問に捧げる鎮魂歌」など。なお、11号から価格を本体3000円に改定。詳細はこちらへ。

2007/05/ 『呪術化するモダニティ』刊行

阿部年晴・小田亮・近藤英俊編 近代化とともに衰退したはずの呪術・妖術が今日も日常的に実践されているアフリカ。国家や資本主義にも組み込まれたこれら宗教的実践に新たな考究の眼を注ぐ時、オカルトに浸る日本をも照射する別の「近代」像が結ばれる。注目の論集。詳細はこちらへ。

2007/05/ 『モンゴルとイスラーム的中国』刊行

楊海英著 開発に揺れる中国西北部は、イスラーム系一〇民族が全て住む地域でもある。その「イスラーム的中国」をモンゴルの視点で見た時、どのような時空が現れるのだろうか。現在の民族構図を作った歴史を現地でたどる、ユニークな民族興亡史。詳細はこちらへ。


2007/02/ 『ベトナムの少数民族定住政策史』刊行

新江利彦著 焼畑を生業とする少数民族が散居するベトナム中部高原は、戦後、水源開発や開墾・入植など様々な政策が適用されている。本書はODAのための調査で浮かび上がった問題点を分析し、循環型で持続可能な開発を提言する労作である。詳細はこちらへ。


2007/02/ 『近代客家社会の形成』刊行

飯島典子著 宣教師、中国官憲、そして自らを客家と称する人々が遺した史料を元に、それぞれがいつ、どのように「客家」という存在を認識したかについて詳細に検討。社会・経済の視点から、客家集団を客観的な存在として初めて捉え得た注目の論考。詳細はこちらへ。


2007/02/ 『バタックの宗教』刊行

山本春樹著 スマトラ北部に住むバタックの人々は、インドネシアで有数のキリスト教圏を形成している。本書は解体されたかに見えた土着宗教に着目し、その再生と変貌を考察。近代化の中でそれらがいかに受容されてきたかを示す動態的研究である。詳細はこちらへ。


2007/02/ 『タイ山地一神教徒の民族誌』刊行

片岡 樹著 清朝の雲南支配強化に伴う亡国、キリスト教への改宗、タイ国への移住といったラフの人々の歴史的経験を通し、彼らが「彼岸」の救済あるいは「此岸」の民族・文化・国家をどのようにみているかに接近。民族とは何か、に鋭く迫る。詳細はこちらへ。


2007/01/ 『中国江南農村の神・鬼・祖先』刊行

銭丹霞著 民族誌的に空白だった華中の、しかも尼寺という従来注目されなかった対象に密着。尼僧や信徒、一般信者などの生活・活動から、人びとの「神・鬼・祖先」に関する観念を考察。ウルフらのモデルとは異なる観念を提示した意欲的論考。詳細はこちらへ。


2007/01/ 『〈血縁〉の再構築』[軽装再版]刊行

吉原和男・鈴木正崇・末成道男編 華人社会に顕著な同姓団体に着目し、伝統的な父系出自との関連を考察。血縁イデオロギーとその再構築の原理・諸相を、中国・台湾・韓国・ベトナムの事例から、歴史・民族・社会の視点で探る。〔慶應義塾大学地域研究センター叢書〕詳細はこちらへ。


2006/12/ 『中国文化人類学リーディングス』刊行

瀬川昌久・西澤治彦編訳 ファース、ラドクリフ=ブラウン、フリードマン、スキナー、ワトソン、林耀華、陳其南、費孝通……。人類学史を刻んできた主要論考を、民族・社会・宗族・宗教等の分野ごとに抽出・構成。編者らによる翻訳に解題を付した決定版。詳細はこちらへ。


2006/12/ 「モンゴル学研究基礎資料シリーズ」第1弾

Mongolian Culture Studiesの方向性を継承し、質の高い第一次資料の公開を行うシリーズ。北の遊牧民からの視点で既存の文化概念を相対化することをも目指す。第1巻・楊海英・雲廣 編『内モンゴル自治区フフホト市シレート・ジョー寺の古文書』。詳細はこちらへ。


2006/10/ 『韓国朝鮮の文化と社会 5号』刊行

韓国・朝鮮文化研究会編・刊 「特集:宗教と女性 歴史・越境・地域」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。


2006/10/ 『比較日本文化研究 10号』刊行

比較日本文化研究会編・刊 国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して創刊。特集:「現代社会における霊魂」。詳細はこちらへ。


2006/08/ 「文化人類学ブックレットシリーズ」第1弾

京都文教大学文化人類学科による入門シリーズ。フィールドワークの魅力を満載。学生や高校生の目線で人類学の本質に迫る。第1巻・橋本和也著『スポーツをフィールドワークする フィジー』。詳細はこちらへ。


2006/06/ 『台湾原住民研究 10号』刊行

台湾原住民研究会編 「南と北の小人伝承」(山田仁史)をはじめとする論文・研究ノート・資料・書評に加え、創刊10号小特集「この十年をふりかえって」では、研究会の足跡や学界・現地のさまざまな動向を伝える。詳細はこちらへ。


2006/06/ 『戦後台湾における〈日本〉』刊行

五十嵐真子・三尾裕子編 50年に及ぶ植民地経験がもたらしたものは何か。戦後60年の歳月の中で様々に語られてきた「他者像としての日本」とその「支配」。本書は、2005年の国際ワークショップにおいて、多様な事例をもとに報告されたアジアでの「日本の実像」を示すものである。詳細はこちらへ。


2006/03/ 『〈女神の村〉の民族誌』刊行

杉本星子著 インド農民が「生まれ」によって獲得し付与されるカーストと宗教。それらを文化資本と読み解くことによって、人びとがいかに戦略的に生を実践しているかを分析、さらに地域社会や国家との重層的な関係をも開示した注目の書。詳細はこちらへ。


2006/03/ 『ベトナムの社会と文化 5/6合併号』刊行

ベトナム社会文化研究会編 「フーラン村における窯業の生産・流通システムの変遷」(西野範子)をはじめとする論文・研究ノート・資料・翻訳・書評・エッセイのほか、「特集 チン・カオ・トゥオン博士追悼」を収録。詳細はこちらへ。


2006/03/ 『東アジアからの人類学』刊行

伊藤亜人先生退職記念論文集編集委員会編 東アジアを見つめ続けてきた日本人類学。その眼差しは近年また大きな転換点を迎えようとしている。本書は、長年柔軟な視点で人類学の枠組みを再構築してきた伊藤教授の門下による、新たなパラダイムへの野心的提言である。詳細はこちらへ。


2006/02/ 『民族生成の歴史人類学』刊行

劉正愛著 かつて清朝を創り、「満洲国」の中軸にも擬せられた満族は、現在中国の少数民族として認知されている。しかし、その内実は漢族等も含む歴史的・政治的産物である。謎と矛盾に満ちたその生成過程を史料と実地調査から克明に迫る労作。詳細はこちらへ。


2006/01/ 『台湾原住民研究 日本と台湾における回顧と展望』刊行

台湾原住民研究会編 2005年、東京外大AA研で行われた国際シンポジウムの成果。原住民出身の研究者からの報告も交え、従来の研究蓄積を新たな視点から振り返り、今後の方向性を模索した挑戦的な内容。詳細はこちらへ。


2006/01/ 風響社から本を出すにはコーナーを新設

学術出版界に新風を送り続けるひつじ書房のHPに触発されて、小社でも簡単なコーナーを設けてみました。もちろん従来通り学会などで気軽に声をかけて下さるのが一番有り難いのですが、とっかかりとして。詳細はこちらへ。
なお、以下のサイトには興味深い提言がありますので、小社とは異なる点も多いのですが、ご参考まで。(ひつじ書房「学術書の刊行の仕方」)


2005/12/ 『台湾原住民研究 9号』刊行

台湾原住民研究会編 劉斌雄先生の遺稿「蘭嶼行」をはじめとする論考、金子えりか先生インタビュー「台湾・琉球研究50年を語る」、国分直一先生・劉斌雄先生追悼文などを掲載。詳細はこちらへ。


2005/11/ 『アジア市場の文化と社会』刊行

宮沢千尋編 均質化するグローバル市場経済の原理主義を疑い、東南アジア・イラン・モンゴル・西アフリカ等、多彩な地域事例をもとに、固有の文化・社会的脈絡で機能する様々な「市場」の原理を考究。詳細はこちらへ。


2005/11/ 『比較日本文化研究 9号』刊行

比較日本文化研究会編・刊 国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して創刊。小特集:「子どもとはなにか」。詳細はこちらへ。


2005/10/ 『汀江流域の地域文化と客家』刊行

蔡リン著 客家の祖地の一つとされる汀江流域。その言語、地理、産業の特徴を踏まえて地域文化の生成過程をたどり、いわゆる「客家」文化との異同を検証。さらに先住民族文化の統合と漢化の動因を探りながら、客家形成の真相に迫る、野心的論考。詳細はこちらへ。


2005/10/ 『韓国朝鮮の文化と社会 4号』刊行

韓国・朝鮮文化研究会編・刊 「特集:宗教と女性 歴史・越境・地域」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録する。詳細はこちらへ。


2005/09/ 『シンガポール国家の研究』刊行

岩崎育夫著 多様な国家像の林立する現代世界にあって、歴史浅く小さな「人造、移民」国にして独自の運営で異彩を放ち続けるシンガポール。その国家像を統治・成長のメカニズムとして分析し、国家と国民の関係を緻密に跡づけた労作。詳細はこちらへ。


2005/07/ 『阿爾寨〈アルジャイ〉石窟』(中文版)刊行

巴図吉日拉・楊海英著 中国内モンゴル自治区アルブス山腹のアルジャイ石窟は敦煌と比肩される仏教遺跡であり、チンギス・ハーン埋葬の謎を解く鍵とも目され、今後の調査を待っている。本書は多くの図録を添えてその歴史を究明した貴重な記録である。詳細はこちらへ。


2005/07/ 『幻の人類学者 森丑之助』刊行

楊南郡著 鳥居や伊能と並ぶ台湾研究草創期の巨人であり、随一の探検家でありながら、膨大な資料を関東大震災で失い、その後謎の失踪、歴史上も学界からも忘れ去られていた存在を、台湾の研究者が長年の地道な努力で発掘。業績と生涯を紹介。詳細はこちらへ。


2005/06/ 『中国人の宗教儀礼 道教篇』刊行

大淵忍爾著。1983年刊行以来、儀礼研究の原典ともなった名著の道教部分を復刻。仏教と民間信仰部分を除く台湾および香港の道教儀礼部分に、著者晩年までの補訂・付論を加え、索引を付す。概論・ショウの儀礼・奏職の儀礼・功徳の儀礼など、詳細を網羅。詳細はこちらへ。


2005/05/ 『民族の語りの文法』澁澤賞受賞

シンジルト著。2003年刊行。チベット化したモンゴル族の調査を通し、日常や紛争・教育の現場でさまざまに語られる「民族」を掬い上げ、巨視的な議論が見落としてきた等身大の民族像を呈示。語られてきた側からの主体的自画像を探る。澁澤賞受賞。本の詳細はこちらへ、賞の詳細はこちらへ。

2004/05/ 『中国の民族表象』刊行

長谷川清・塚田誠之編。中国南部とその周辺の諸民族が、いかなる表象を紡ぎ出して自己と他者の境界を創り、エスニシティとアイデンティティの多様性を生み出してきたかをめぐる実証的論議から、「民族」を語る今日的基盤に迫る。民博共同研究の成果。詳細はこちらへ。

2005/04/ 『民俗文化の再生と創造』刊行

三尾裕子編。発展著しい沿海地域において、逆に「古い」民俗文化が再活性化しつつある現象に着目。中華文明に象徴される「中心」と「周縁」文化との関係性について再考。その動態や文化の個別化・画一化の相互作用等に、多様な事例から迫る。詳細はこちらへ。


2005/03/ 『中国湖北農村の家族・宗族・婚姻』刊行

秦兆雄著。出身地での長期調査により、解放・文革・改革開放という政治的文脈の中で農村社会がどのように変容してきたかを克明に記述した民族誌。華南偏重の欠を埋める「中原モデル」であり、今後の農村の変化予測にも貴重な基礎資料である。詳細はこちらへ。


2005/03/ 『家屋とひとの民族誌』刊行

清水郁郎著。伝統を重んじる人々の村落観や家屋モデルを分析し、その霊的世界観や慣習的知識を抽出。一方、人や生活との関わりの中ではそれらが固定的観念ではなく、モデルも変容していく様を解明。人類学と建築学の融合から「住まい」の生態学に迫る。詳細はこちらへ。


2005/03/ 『中国の〈憑きもの〉』刊行

川野明正著。日本の「憑きもの」信仰形成にも影響を与えたとされながら、実態が明らかにされてこなかった、蠱毒(霊的な毒物)、五通神、鬼人(生霊的霊物)、恋愛呪術等、中国南部に顕著な呪術的民俗伝承を、文献と実地調査から克明に分析した労作。詳細はこちらへ。


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