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●ブックレット〈アジアを学ぼう〉●
アジアに留学した若き研究者達が、最新の成果を「読みっ切り」で発信。
隣人とともに暮らし学んだ体験をもとに、新鮮かつ大胆な切り口で魅せる。
〈第一期7冊、第二期5冊、同時刊行、以後毎年11月刊行予定〉
1 植民地台湾を語るということ 八田與一の「物語」を読み解く
胎中千鶴著 戦後も「台湾農業の大恩人」「日本精神の体現者」として敬愛される技師の数奇な生涯を追い、顕彰の経緯と背景から日台双方の語りの理由を考える。歴史教科書、歴史問題へのもう一つの視点。台湾から東アジアの近代を考える。(→詳細
A5判・並製・本体600円 2007年11月10日発行 ISBN978-4-89489-727-4

2 東南アジア年代記の世界 黒タイの『クアム・トー・ムオン』

樫永真佐夫著 王統譜にはどのような価値体系が隠されているのか。社会主義革命を経た年代記継承の有為転変をフィールドで追い、東南アジアの少数民族の波乱の歴史をたどる。歴史民族学的な立体的文献解読。ベトナムから少数民族の歴史意識を読み解く。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2007年11月10日発行 ISBN978-4-89489-728-1

3 風水思想を儒学する

水口拓寿著 「百偽一真」「末流猥雑」と儒教側から排撃され続けてきた風水は、批判の言説を克服する試みの中で次第に「構造改革」を成し遂げてきた。中国思想史の底流をなす巨大な「格闘技」を平易に示した「もう一つの風水思想史」。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2007年11月10日発行 ISBN978-4-89489-729-8
4 清朝の蒙古旗人 その実像と帝国統治における役割
村上信明著 「チンギス・ハーンの後継者」「チベット仏教の保護者」という権威をも保持した清朝皇帝。モンゴル旗人はそれら北方「藩部」統治の実務を担うべ存在だった。彼らの言語能力・仏教信仰のあり様からその実像に迫る。(→詳細
A5判・並製・本体700円 2007年11月10日発行 ISBN978-4-89489-730-4
5 在日朝鮮人のメディア空間 GHQ占領期における新聞発行とそのダイナミズム
小林聡明著 敗戦後林立した在日の新聞・雑誌。検閲や政治経済の激変の中で、民族の行く末を模索し続けた多様なメディア群。米国に眠る膨大な資料に初めて切り込んだ労作。祖国・民族・イデオロギーの混沌から見える越境の魂。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2007年11月10日発行 ISBN978-4-89489-731-1
6 ビルマ古典歌謡の旋律を求めて 書承と口承から創作へ
井上さゆり著 伝統音楽の演奏にあって意外に重視される即興性・創作性。師弟関係の間で行われる技法の伝承をつぶさに見た著者の語る、アジア音楽の核心とは何か。ミャンマー古典音楽の知られざる現在。「ビルマの竪琴」の音色に迫る。(→詳細
A5判・並製・本体700円 2007年11月10日発行 ISBN978-4-89489-732-8
7 モンゴルの仮面舞儀礼チャム 伝統文化の継承と創造の現場から
木村理子著 社会主義化の激動の中、ラマ僧の大量粛清によって断絶したチベット仏教の秘儀・チャム。観光用に復元された舞踊とは別に、口伝される密教修会としてのチャム再興を追跡した貴重なドキュメント。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2007年11月10日発行 ISBN978-4-89489-733-5

第二期全5冊
8 演技と宣伝のなかで 上海の大衆運動と消えゆく都市中間層
岩間一弘著 戦前いち早くサラリーマン層を生み出していた上海。文革に至る政治運動の激流に棹さし、迎合し、消えていった「早すぎた中間層」。彼らの「演技」と歴史の相克をつぶさに見る。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2008年11月10日発行 ISBN978-4-89489-735-9
9 バンコクの高床式住宅 住宅に刻まれた歴史と環境
岩城考信著 伝統的な高床式住宅と洋風建築。現代都市バンコクを彩る風物だが、そこには歴史的背景と建築的必然の織りなす複雑な来歴がある。住む人と寄り添う「住」の変化を克明に辿る。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2008年11月10日発行 ISBN978-4-89489-736-6
10 タイの開発・環境・災害 繋がりから読み解く防災社会
中須 正著 環境社会学の立場からインド洋大津波の被害を分析。開発→環境破壊→災害(公害)というサイクルに潜む人災の要因を指摘。被害を最小限にとどめる方策を探る。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2008年11月10日発行 ISBN978-4-89489-737-3
11 国民語が「つくられる」とき ラオスの言語ナショナリズムとタイ語
矢野順子著 近似する言語を持つ隣国タイ。その強大な政治・文化の磁場にさらされ続けるラオスにとって、言語の独自性は独立の証しである。国民語を創り、守り育てる現場からのレポート。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2008年11月10日発行 ISBN978-4-89489-738-0
12 境界の考古学 対馬を掘ればアジアが見える
俵 寛司著 戦前は要塞の島として閉ざされ、戦後は植民地なき日本考古学の眼が注がれた「辺境」対馬。豊かな遺跡・資料を正視する時、そこには境界なき時代のアジアの躍動が浮かび上がる。(→詳細
A5判・並製・本体700円 2008年11月10日発行 ISBN978-4-89489-739-7
13 ベトナム「おかげさま」留学記 「異文化」暮らしのフィールドノート
川越道子著 ホストファミリーに溶け込み、何気ない日々を過ごす著者にとって、本当の異文化を理解するフィールドとは市民の中の日常生活であった。縁に感謝しつつ綴ったユニークな民族誌。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2009年11月10日発行 ISBN978-4-89489-740-3
14 法廷の異文化と司法通訳 中国籍被告人を裁く時
岩本明美著 裁判員制度により身近になった法廷。しかし、そこには法律以外に文化の壁が立ちはだかることがある。日中の裁判風景を比較しながら、裁くことの難しさや意味を考える。(→詳細
A5判・並製・本体700円 2009年11月10日発行 ISBN978-4-89489-741-0
15 社員力は「文化能力」 台湾人幹部が語る日系企業の人材育成
岸 保行著 現地長期勤続幹部からの聞き取り調査によって、初めて明かされた日系企業の人材育成のツボ。彼らの役割や能力を「文化能力」と定義することから見える、二一世紀の管理術。(→詳細
A5判・並製・本体800円 2009年11月10日発行 ISBN978-4-89489-742-7
16 自然保護をめぐる文化の政治 ブータン牧畜民の生活・信仰・環境政策
宮本万里著 「環境にやさしい国」ブータン。しかし、その政策の現場では、生態環境に寄り添って暮らしてきた牧畜民の伝統生活を脅かす矛盾を生んでいる。人間と環境を辺境から問い直す。(→詳細
A5判・並製・本体700円 2009年11月10日発行 ISBN978-4-89489-743-4

●文化人類学ブックレット●
*京都文教大学文化人類学科による入門シリーズ。フィールドワークの魅力を満載。学生や高校生の目線で人類学の本質に迫る。〈第1期=12冊予定、各巻48〜72頁〉
1 ラグビー&サッカーinフィジー スポーツをフィールドワークする
橋本和也著 フィジアン・マジックで知られる独特のラグビースタイルを人類学の目で捉える。そこにはインド系とフィジー系のラグビーがあり、ヨーロッパ・スポーツの土着化があった。(→詳細
A5判・並製・本体500円 2006年8月30日発行 ISBN4-89489-761-X
2 サリー! サリー! サリー! インド・ファッションをフィールドワーク
杉本星子著 発展著しいインドはファッション大国でもある。伝統的衣装・サリーを、「読む」「歩く」「見る」「聞く」というフィールドワークの基本行動から読み解き、インド社会の現在を探る。(→詳細
A5判・並製・本体700円 2009年9月30日発行 ISBN978-4-89489-762-5
3 移民 in オーストラリア 移動をフィールドワーク
村上優子著 移民の国オーストラリアでも少数派のコプト人。エジプトのコプト派・キリスト教徒の暮らす様を通して、人の移動のさまざまなあり方を考える。(→詳細
A5判・並製・本体600円 2009年9月30日発行 ISBN978-4-89489-763-2
4 名づけの世相史 「個性的な名前」をフィールドワーク
小林康正編 毎年100万人以上生まれる赤ん坊。近年、珍しい名、難読名が急増している現象を、民俗学の手法で分析。個性とは、家族とは、そして現代社会とは、を問い直す。(→詳細
A5判・並製・本体700円 2009年9月30日発行 ISBN978-4-89489-764-9

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