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劉正愛著 かつて清朝を創り、「満洲国」の中軸にも擬せられた満族は、現在中国の少数民族として認知されている。しかし、その内実は漢族等も含む歴史的・政治的産物である。謎と矛盾に満ちたその生成過程を史料と実地調査から克明に迫る労作。 A5判・上製カバー・368頁・本体5000円 2006年2月20日発行 ISBN4-89489-019-4 目次 序 著者紹介 |
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序 第一章 近現代中国における民族政策および民族研究の展開 第三章 族譜とアイデンティティ──ハラ(哈拉)と族譜 第四章 「旗人」から「満族」へ 第八章 風水伝説に見られる歴史・文化の再構築 第九章 民間信仰、族譜、歴史認識 第一〇章 空間、歴史とアイデンティティ 結論 歴史とアイデンティティ あとがき |
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本書では、用語の問題にぶつかった。今日の満族はかつて満洲、旗人、満人、満洲人など複数の呼称をもっていた。英語では通常Manchusと一括されており、日本語では「満洲族」あるいは「満族」が使用されている。したがって、用語の混乱を避けるため、それぞれの文脈に応じてそれぞれ異なった呼称を用い、満族と呼ばれる人々を動態的な姿勢で記述するという前提を踏まえた上で、「満族」という用語に関しては特別なコンテクストを除き、その非本質性を表すための括弧「」はつけないことにする。 |
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