top page | News/新刊 | 刊行リスト | 目録ダウンロード 風響社通信 | ご注文は | リンク集 | フィールドから 広場 | 書評 | 研究会情報 |
![]() |
崔吉城・日向一雅編 古代・中世文学、民俗学・シャーマニズムを専門とする日韓の研究者による共同研究の成果。「仏伝図」絵解きの東漸、『三国遺事』の文学史的時代、大陸の日月神話と源氏物語の王権、韓国の旅芸人と社会等の主題から東アジアにおける両国文化の位相に迫る。 A5判・上製函入・320頁・本体5000円 2000年1月7日発行 ISBN4-938718-40-5 目次 はじめに 執筆者紹介 |
|
はじめに(日向一雅) 序論──東アジアにおける文化の比較(崔 吉 城) 浄土教文化の日韓比較──『観無量寿経』の図像学的展開をたどる(日向一雅) 「仏伝図」絵解きの東漸──日本・韓国を中心に(林 雅彦) 郷歌「薯童謡」とその文学史的時代(土井清民) 『三国遺事』における韻文の扱い──漢訳歌からみた収録時の意識について(岸 正尚) 大陸の日月神話と光源氏の王権(金 鍾 徳) 日韓の「祭り」の比較──イザイホー・江陵端午祭・恩山別神祭(伊藤好英) 韓国社会における旅芸人(朴 銓 烈) 降神巫堂の鉄乞粒(鉄乞い)──東北アジアのシャーマニズムと韓国巫俗との比較研究序説(李 杜 鉉) 結語(崔 吉 城) |
|
本書は日本と韓国を中心にしながら、東アジアにまで視野を広げて神話、宗教、巫俗にわたって比較を試みた論集である。本書の執筆者は日本側は日本古代中世文学を専攻する者であり、韓国側はシャーマニズム、民俗学、日本古代文学の研究者である。これは異色の組み合わせであろう。そうした本書の出版までの経緯や意図、内容について、はじめに概略を記しておく。 以下、本書の概略について触れたい。全体の論文の構成は仏教、神話、祭り・芸能、巫俗のテーマから成る。 以上、本書所収の論文について概要をまとめてみた。本書の立場は日韓文化の比較を日本と韓国という二国間の範囲に限るのではなく、その背後に東アジアを想定すべきことを念頭に置いていることである。それが十分に達成できたかどうかはともかく、従来の日韓比較論に対する新しい観点であろうと思う。執筆者の幅の広さや取り上げたテーマの多様さも、本書の特色としてご理解いただければ幸いである。
|
|
執筆者紹介(執筆順) 崔 吉 城(チェ・キルソン) 日向一雅(ひなた・かずまさ) 林 雅彦(はやし・まさひこ) 土井清民(どい・きよたみ) 岸 正尚(きし・まさなお) 金 鍾 徳(キム・チョントク) 伊藤好英(いとう・よしひで) 朴 銓 烈(パク・チョンヨル) 李 杜 鉉(イ・ドヒョン) |