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楊海英著 開発に揺れる中国西北部は、イスラーム系10民族が全て住む地域でもある。その「イスラーム的中国」をモンゴルの視点で見た時、どのような時空が現れるのだろうか。現在の民族構図を作った歴史を現地でたどる、ユニークな民族興亡史。 四六判・上製カバー・3000円・412頁 2007年5月25日 ISBN978-4-89489-116-6 目次 まえがき 著者紹介 |
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本書は、現代中国の内モンゴル自治区西部(オルドス市、アラシャン盟)、寧夏回族自治区、甘肅省、それに青海省における三年間にわたるフィールドワークの成果をまとめたものである。中国ではこれらの地域を「中国西北部」と呼ぶ。これらの地域の面積は約一五五万平方キロメートルで、そこには四〇〇〇万人近い諸民族が住んでいる。現代中国のイスラームを信仰する一〇の民族も、すべてこの地域に住んでおり、ムスリムたちはまちがいなく西北中国の主人公となっている。そのため、私はこのような「中国西北地域」を「イスラーム的中国」と呼びたい。「イスラーム的中国」は、モンゴルを抜きにしては語れない。 |
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