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中須 正著 環境社会学の立場からインド洋大津波の被害を分析。開発→環境破壊→災害(公害)というサイクルに潜む人災の要因を指摘。被害を最小限にとどめる方策を探る。(ブックレット《アジアを学ぼう》10) A5判・並製・64頁・本体800円 2008年11月10日発行 ISBN978-4-89489-737-3 目次 本書の主題 著者紹介 |
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一 はじめに |
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本書は、このインド洋大津波との遭遇を契機に研究の使命(ミッション)を深めた「タイの開発、環境、災害」を、環境社会学の視点から述べていくものである。特徴は、「開発」「環境」「災害」というものが実は繋がり深い関係にあることを示し、その繋がりをマクロ的な視点から述べること、さらにその視点から長期にわたるフィールドワークをベースとしたタイ社会との相互作用の分析、さらには日本との比較を加えていることにある。 一 災害とは何か 1 災害とは何か 自然の加害力−社会の防災力=災害(死傷・被害) 認識の基本は、自然の加害力から社会の防災力を引いたものが災害、であり、社会の防災力を最大にし、災害を小さく、かつ持続的にするための方法について検討しようとしている。しかし、関連する個々の要素は「物理・社会・歴史・文化・政治等の多くの分野にまたがっていると思われるため、目的とする方法がこれらの分野に共通する変数や記述方式で表現できるかどうか判らない」としている[国際協力事業団 一九九八:一〇]。 |
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著者紹介 |