風響社通信
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<風響社通信 No.2> 2000年3月29日

第2号をお届けします。

今年から「風響社通信」と銘打って、新刊のご案内やその他の情報をメールでお知らせすることといたしました。

一応、月刊を目指しますが、めぼしいお知らせがない場合は休刊といたします。

なお、こんなメールは必要ないと思われる方は、大変お手数ですが、不要の旨ご一報下さいますようお願い申し上げます。

内容

1,新刊・近刊のご案内           
                      
2,新着情報 
                      
3,オン・デマンド出版続報
         
4,ベトナム映画いよいよ封切り          
              

1,新刊・近刊のご案内            

◎『神話・宗教・巫俗──日韓比較文化の試み』(崔吉城・日向一雅編、5000円)は1月15日刊行いたしました。

◎『台湾漢民族の姻戚』(植野弘子著、7400円)は3月10日刊行いたしました。

◎『日本統治下ミクロネシア文献目録』(山口洋児編、8000円)は4月末予定。

◎『植民地人類学の現在』(中生勝美編)は5月予定。

2,新着情報            

●「フィールドから」に新エッセイ登場。小社刊『中国北方農村の口承文化』の著者井口淳子氏による「個人調査と共同調査を比べてみれば―中国大陸の場合」。

●小社刊『台湾民間信仰研究文献目録』が編者の三尾裕子氏のHPで、オンライン・データベースとして公開されました。

3,オン・デマンド出版続報          

 2大取次と2大印刷がそれぞれ提携してオン・デマンド出版のサービスを始め、版元でもさまざまな動きが出始めました。村上龍・小松左京の作品「切り売り」の試みや、関西学院大学出版会の学位論文出版サービスなど、興味深いものもあります。

4,ベトナム映画いよいよ封切り  

●「新しい光と風 ベトナム映画」上映作品
 「ナイフ」「サイゴンからの旅人」「ロイテ −誓い−」<各回完全入替制>
  2000年4月1日よりシブヤ・シネマ・ソサエティにて公開

●上映スケジュール
 4月1日(土)〜4月7日(金):「ナイフ」
 4月8日(土)〜4月14日(金):「サイゴンからの旅人」
 4月15日(土)〜4月21日(金):「ロイテ −誓い−」
 4月22日(土)〜5月5日(金):三作品併映

上記3本は、ベトナム映画上映実行委員会の下記サイトに詳細があります。

 http://www.asia-movie.com

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 いずれも、詳細は小社ホームページをご覧下さい。

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【後記】
 出版助成の締め切りに向けた作業や年度末のさまざまな雑用もあり、やはり月刊は無理でした。
 
 2000年は政治の年、台湾総統選挙、ロシア大統領選挙と、21世紀初頭の国際政治を担う顔ぶれが次々と確定してきており、アメリカ大統領選挙が終わるまで、目が離せません。

 日本の総選挙の争点は一向に見えてきませんが、否応なくゲームの席に着くわけですから、デザインのある政策をもって争ってほしいものです。

 などと、もっともらしいご高説をぶってはみる小社でありますが、見通しの悪さは平均的日本企業、目前の業務に追われているのが現実です。

 最近、カエサルの『ガリア戦記』など古代ローマ物を少し読んでいますが、パクス・ロマーナの時代がパクス・アメリカーナの今日とよく似ているのに驚きます。

 生活・生産の万般を支えていた奴隷たちの存在はさしずめITツールでしょうか。ひとたび反乱が起きれば、社会全体が麻痺してしまうわけですから、依存構造は考えさせられます。
 
 机と電話だけで開業できた出版業も、いまやパソコンとインターネットです。電子の世界もそれなりに美しいのですが、手ずから物を創り出せる仕事が妙に羨ましいこのごろです。



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