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台湾原住民研究 8

台湾原住民研究 8

漢化と近代化の波に呑まれ、消失・変容しつつある多様な文化を、人類学の立場から考究、紹介。論文・資料・調査報告・エッセイなど。

著者 台湾原住民研究会
ジャンル 定期刊行物
シリーズ 雑誌 > 台湾原住民研究
出版年月日 2004/03/20
ISBN 9784938718725
判型・ページ数 A5・264ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

[論文]

謎の台湾カンガルー:プユマの民族動物学  蛸島 直
内本鹿への旅:〈尋根〉の人類学にむけて  石垣 直
現代台湾原住民社会論初探:『頭目』を手がかりとして  松岡 格
タイヤル・セデック・タロコをめぐる帰属と名称に関する運動の展開(2)
   :南投県セデックの動向を中心に  原 英子

[資料・研究ノート]

「生蕃近藤」の物語:中央山脈横断に命を懸けた日本人の小伝 ポール・バークレー(編・解説)
『フォルモサ紀行』(パーヴェル・イビス著)  塚本善也(訳・解説)
日台考古学間交流の現状:近年の両国間研究交流と日本における台湾考古学文献目録
    森 威史・角南聡一郎
ルカイの長老が描いたルカイ旧慣の世界:巴神一『魯凱神山風俗誌』に寄せて  笠原政治
Leo T.S. Ching: Becoming メ Japaneseモ- Colonial Taiwan and the Politics of Identity Formation.  金子えりか

[書評・紹介]

経済史学からみる台湾原住民の歴史:書評 中村勝著『台湾高地先住民の歴史人類学』  宮岡真央子
天理参考館第47回企画展:「台湾-蘭嶼島-先住民タオの生活民具」  杉野友香
国立政治大学で開催された「台湾・日本学術界原住民族研究座談会」  笠原政治

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内容説明

かつて「高砂族」と呼ばれた台湾先住諸族の研究誌。漢化と近代化の波に呑まれ、消失・変容しつつある多様なその文化を、人類学の立場から考究、紹介。論文・資料・調査報告・エッセイなどを含む関連情報の拠点。


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執筆者紹介
蛸島 直(たこしま すなお) 愛知学院大学文学部教授
石垣 直(いしがき なおき) 東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程
松岡 格(まつおか ただす) 東京大学大学院総合文化研究科修士課程
原 英子(はら えいこ) 岩手県立大学盛岡短期大学部助教授
P・バークレー(Paul D. Barclay) ラファイエット大学歴史学部助教授
塚本善也(つかもと ぜんや) 中国文化大学専任講師
森 威史(もり たけし) 静岡人類史研究所所長
角南聡一郎(すなみ そういちろう) (財)元興寺文化財研究所主任研究員
笠原政治(かさはら まさはる) 横浜国立大学教育人間科学部教授
金子えりか(かねこ えりか)
宮岡真央子(みやおか まおこ) 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程
杉野友香(すぎの ゆか) 天理大学附属天理参考館学芸員

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