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台湾原住民研究 21  新刊

台湾原住民研究 21

台湾先住諸族の研究誌。論文・資料・調査報告・エッセイなどを含む関連情報の拠点。

著者 日本順益台湾原住民研究会
ジャンル 定期刊行物
シリーズ 雑誌 > 台湾原住民研究
出版年月日 2017/11/20
ISBN 9784894898615
判型・ページ数 A5・258ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

目 次

[論文]
伊能嘉矩と平埔族の分類  笠原政治
1947年、浅井コレクション渡米の経緯:アメリカ自然史博物館における台湾原住民収蔵品をめぐる一考察  清水 純
プユマにおける人間起源動物譚  蛸島 直

[翻訳・調査報告」
自分を語る:浅井恵倫の画像から見る1938年の万大社万大群タイヤルの生活と文化  趙啓明(啓明・拉瓦)(石村明子・訳)
解説  原 英子

[書評論文]
菊池一隆の近著『台湾北部タイヤル族から見た近現代史』論評、および、附編・馬淵東一書簡の公開  山路勝彦

[報告]
生誕150周年「伊能嘉矩と台湾研究」展:岩手県遠野市立博物館と国立台湾大学図書館で開催  山本芳美
第9回台日原住民族研究フォーラム報告  松岡 格
2016年夏の台東台風雨被害  山本芳美

[エッセイ]
バナナと芭蕉  原 英子
バナナに関する台湾の伝説と諺  原 英子

[書評]
林淑美著『清代台湾移住民社会の研究』  佐和田成美
胡家瑜編『文物、造型與臺灣原住民藝術 : 臺大人類學博物館宮川次郎藏品圖録』  野林厚志

[彙報]
執筆要領・細則
編集後記

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内容説明

台湾先住諸族の研究誌。漢化と近代化の波に呑まれ、消失・変容しつつある多様なその文化を、人類学の立場から考究、紹介。論文・資料・調査報告・エッセイなどを含む関連情報の拠点。

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編集後記

 今号も、論文、調査報告翻訳、書評論文など充実した内容を掲載することができました。執筆者の皆様にはお礼申し上げます。編集委員たちも校務等で多忙を極めていますが、さまざまな議論を重ねながら今年もなんとか仕事を終えることができました。

 ところで本号ではこれまで継続してきた八八水害についての報告をお休みしています。被災地の人々はすでに永久住宅に移転を完了し、復興は次の段階に入っています。一方、現在進行中なのは被災に関する四件の国家賠償裁判です。それぞれの裁判はすでに二審あるいは最高裁まで進んでいます。水害とその後の原住民の社会の変化を見守るうえで視野に入れておくべき裁判ですが、まだ最終的な決着まで至っていないこともありますので、今後の推移を見守りたいと思います。また、台湾でこのところ関心が集まっている移行期正義に関わる議論や原住民族の身分法改訂の今後の展開についても、注目していきたいと考えています。
(J.S.)

 

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執筆者紹介(掲載順、2017年11月20日現在)

笠原政治   横浜国立大学・名誉教授
清水 純   日本大学経済学部・教授
蛸島 直   愛知学院大学文学部・教授
趙啓明(啓明・拉瓦) 中華民国 国立自然科学博物館 人類学組館員
石村明子   翻訳業  
山路勝彦   関西学院大学社会学部・名誉教授
原 英子   岩手県立大学盛岡短期大学部・教授
山本芳美   都留文科大学・教授
松岡 格   獨協大学国際教養学部・准教授
佐和田成美  東京外国語大学 非常勤講師
野林厚志   国立民族学博物館学術資源研究開発センター・教授

 

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