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台湾原住民研究概覧

日本からの視点

台湾原住民研究概覧

日本の研究を中心に原住民研究の歴史と現状を解説し、主要文献解題および資料を付した、エスニック・グループ単位の研究案内。

著者 日本順益台湾原住民研究会
ジャンル 人類学
歴史・考古
書誌・資料・写真集
シリーズ 台湾原住民研究資料叢書
出版年月日 2002/07/18
ISBN 9784894890671
判型・ページ数 A5・432ページ
定価 本体8,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はしがき
台湾原住民の言語分布図と人口
台湾原住民の分類及び民族名称の変遷一覧

      ●第1部 研究史

1.0 研究の流れ
1.1 清朝時代まで
1.2 日本統治期前半
 1.2.1 伊能嘉矩の研究
 1.2.2 鳥居龍蔵の研究
 1.2.3 森丑之助の研究
 1.2.4 統治初期の総督府行政機関による調査
  1.2.5 統治初期の研究組織
 1.2.6 小泉鉄の研究
 1.2.7 『理蕃誌稿』
1.3 日本統治期後半
 1.3.1 台北帝国大学
 1.3.2 『台湾高砂族系統所属の研究』
 1.3.3 『原語による台湾高砂族伝説集』
 1.3.4 『南方土俗』
 1.3.5 『高砂族調査書』
 1.3.6 小川尚義の研究
 1.3.7 浅井恵倫の研究
 1.3.8 鹿野忠雄の研究
 1.3.9 平埔族の研究
1.4 戦前から戦後へ
 1.4.1 馬淵東一の研究
 1.4.2 宮本延人の研究
 1.4.3 金関丈夫の研究
 1.4.4 岡田謙の研究
 1.4.5 中村孝志の研究
1.5 第二次大戦後
 1.5.1 言語学者の仕事
 1.5.2 第二次大戦後における台湾の考古学研究
 1.5.3 台湾原住民の神話の研究史
 1.5.4 日本の文化人類学者による研究
 1.5.5 台湾原住民族に関する歴史学的研究について
1.6 研究の展望

      ●第2部 民族別の調査・研究状況

2.0 民族別の調査・研究状況について
2.1 タイヤル(泰雅族)
2.2 サイシャット(賽夏族)
2.3 ブヌン(布農族)
2.4 ツォウ(鄒族)
2.5 ルカイ(魯凱族)
2.6 パイワン(排湾族)
2.7 アミ(阿美族)
2.8 プユマ(卑南族)
2.9 ヤミ[タオ](雅美族[達悟族])
2.10 平埔族
 2.10.1 シラヤ(西拉雅族)
 2.10.2 クヴァラン(?瑪蘭族)
 2.10.3 その他の平埔族
 2.10.4 平埔族に関する文書資料

      ●第3部 主要文献解題

3.0 主要文献解題について
3.1 論著
3.1.1 『台湾蕃人事情』
3.1.2  『台湾蕃政志』
3.1.3 『(臨時台湾旧慣調査会第一部)蕃族調査報告書』
3.1.4 『台湾蕃族図譜(全2巻)』
3.1.5 『(臨時台湾旧慣調査会第一部)番族慣習調査報告書』
3.1.6 『台湾蕃族志』第一巻
3.1.7 『台湾蕃族慣習研究』
3.1.8 『台湾風俗誌』
3.1.9 『生蕃伝説集』
3.1.10 『台湾文化志』
3.1.11 『蕃語研究』
3.1.12 「Some observation on the Sedek language of Formosa(セデック語の研究)
3.1.13 『台湾高砂族系統所属の研究』
3.1.14 『原語による台湾高砂族伝説集』
3.1.15 『A Study of the Yami Language: An Indonesian Language Spoken on
   Botel Tobago Island』
3.1.16 『高砂族慣習法語彙』
3.1.17 「山地高砂族の地理的知識と社会・政治組織」
3.1.18 『未開社会に於ける家族』
3.1.19 『東南亜細亜民族学先史学研究』
3.1.20 『高砂族の祭儀生活』
3.1.21 『民族学研究』18-1・2(台湾研究特集)
3.1.22 『An Illustrated Ethnography of Formosan Aborigines, vol. 1 The Yami』
3.1.23 『未開社会における法の成立』
3.1.24 『台湾高砂族の住家』
3.1.25 「Aboriginal Peoples of Formosa」
3.1.26 『台湾山地伝道記』
3.1.27 『蘭嶼雅美族的社会組織』
3.1.28 『南澳的泰雅人──民族学田野調査與研究』
3.1.29 「非単系社会の研究──台湾 Atayal 族と Yami 族を中心として」
3.1.30 『秀姑巒阿美族的社会組織』
3.1.31 『布農族?社群的社会組織』
3.1.32 『Material Culture of the Formosan Aborigines』
3.1.33 『Taiwan Aboriginal Groups: Problems in Cultural and Linguistic Classification』
3.1.34 『大港口的阿美族』
3.1.35 『筏湾──一個排湾族部落的民族学田野調査報告』
3.1.36 『馬淵東一著作集』
3.1.37 『鳥居龍蔵全集』
3.1.38 『台湾土著血族型親属制度──魯凱排湾卑南三族群的比較研究』
3.1.39 『Reconstruction of Proto-Tsouic Phonology』(ツォウ祖語音韻の再構)
3.1.40 『Kopfjagdriten der Puyuma von Katipol (Taiwan): Eine Textdokumentation』
3.1.41 『黒潮の民族・文化・言語』
3.1.42 『壷を祀る村──台湾民俗誌』
3.1.43 『台湾考古民族誌』
3.1.44 『埔里巴宰七社志』
3.1.45 『台湾霧社蜂起事件──研究と資料』
3.1.46 『台湾土著民族的社会與文化』
3.1.47 『台湾アミ族の社会組織と変化──ムコ入り婚からヨメ入り婚へ』
3.1.48 『台湾の原住民族──回想・私の民族学調査』
3.1.49 『台湾土著社会文化研究論文集』
3.1.50 『台湾の民族と文化』
3.1.51 『「漢蕃」合成家族の形成と展開──近代初期における台湾辺疆の政治人類学的研究』
3.1.52 『芸能の人類学』
3.1.53 『阿里山鄒族的歴史与政治』
3.1.54 『Kinship, Gender and the Cosmic World』
3.1.55 『クヴァラン族──変りゆく台湾平地の人々
3.1.56 『伊能嘉矩の台湾踏査日記』
3.1.57 『台湾土著文化研究』
3.1.58 『東埔社布農人的社会生活』
3.1.59 『Statecraft and Political Economy on the Taiwan Frontier, 1600-1800』
3.1.60 『Marriage and Mandatory Abortion among the 17th-century Siraya』 3.1.61 『総力戦と台湾──日本植民地崩壊の研究』
3.2 文献目録
3.2.1 「日文書刊所載有関台湾土著論文目録(一)」
3.2.2 「光復後高山族社会文化人類学文献目録」
3.2.3 『光復以来台湾地区出版人類学論著目録』
3.2.4 『台湾平埔族研究書目彙編』
3.2.5 「馬淵東一著作目録」
3.2.6 『日本の台湾原住民研究文献目録[1945-1996]』
3.2.7 「伊能嘉矩著作目録」
3.2.8 『伊能嘉矩──年譜・資料・書誌』
3.2.9 「鳥居龍蔵著述総目録・年譜」
3.2.10 「森丑之助の著作目録及び若干の解説」
3.2.11 「森丑之助著作・論文目録」

      ●第4部 資料編(1)

4.1 台湾原住民諸語(Formosan aboriginal languages)
4.2 台湾「原住民身分」の法的変遷概観―戦後編―
4.3 入門者のためのリーディングリスト
 4.3.1 親族
 4.3.2 言語
 4.3.3 宗教
 4.3.4 神話・伝説
 4.3.5 台湾原住民のイレズミに関する研究

第5部 資料編(2)

5.1 戦後台湾人類学の台湾南島民族研究の回顧と展望
5.2 台湾研究者の論著リス

      ●付録

6.1 台湾原住民音楽関係のCDについて
6.2 台湾原住民関係のVIDEO(VHS)
6.3 施設・団体一覧
 6.3.1 日本国内の資料センター
 6.3.2 台湾の原住民関係博物館

 台湾原住民関係略年表
 索引
  一般事項
  文献名
  人名
  機関・組織・団体名
  民族・言語名
  地名

あとがき
執筆者・編集協力者一覧

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内容説明

日本民族学揺籃の地・台湾は、また日本民族学が多くの先駆的業績をなしたところでもある。本書は、そうした日本の研究を中心に原住民研究の歴史と現状を解説し、主要文献解題および資料を付した、初のエスニック・グループ単位の研究案内である。初版上製本は品切れ。


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はしがき
日本順益台湾原住民研究会代表  
末成道男


台湾は,日本と関わりの深い地域である。特に,そこに古くから住む原住民は,1895年から始まった日本の植民地統治50年,さらに第二次世界大戦終了後の半世紀を越えた現在,日本に対して様々な形での記憶と関心を持ち続けている。しかるに,日本側でこうした気持ちを受けとめ応える構えは,現在きわめて乏しい。これは,今の世代の日本が歴史的健忘症にあるだけではなく,過去の事件や事象を人々の生活や心象まで立ち入らず,単に政治的事件あるいは経済的利害関係のみに目を向ける関心の持ち方に起因し,既成の枠組みでしか見ようとしない思考様式と深く関わっていると思われる。


しかしながら,民族学だけに限って言えば,台湾原住民について地についた情報が無いわけではない。統治開始と同時と言ってもよいほど早くから現地を歩き見聞した記録,総督府で企画した調査でありながら固有の伝統習俗まで立ち入った記述,台北帝大土俗人種学教室の3人ばかりのスタッフによってなされた世界的にもユニークな密度の高い広域調査,国際的にも評価の高い馬淵東一の研究,急増の傾向にある戦後の若い世代による緻密な研究は,100年を超える蓄積をもたらしている。その学問的な研究の流れと蓄積は,内外の研究者の間でさえ十分理解されているとは限らない。もちろん,これらの研究には時代的制約もあり,現在の水準から見ると批判を免れるものではない。しかし,その功罪いずれの面に注目するにせよ正当に位置づけるためには,その全貌を知っておくことが,不可欠であろう。また,台湾の研究が日本の人類学にとって重要な役割を果たしてきたこと,現在でもその重要性を失っていないことは,人類学者の間でさえあまり知られていない。したがって,台湾原住民研究の流れを追うことは,日本の人類学の形成あるいは,現在かかえている問題について考えることにもなろう。


本書は,こうした台湾原住民研究の全貌を概観するために,手引き,解説,資料を盛り込んだ研究のための項目事典方式のハンドブックをめざすものである。われわれ研究会は,1994年に国内の台湾原住民研究者を集めて組織され,1995年より本書の企画を立て刊行の準備を進めてきた。文化人類学,言語学,歴史学を専門分野とするが,実働人員が20名余りの限られた人数であり,それぞれが自己の研究と教務をかかえ,その余暇を利用しての共同作業であるため,台湾原住民研究に限定するにせよ,網羅的にすべてをカバーするのは不可能である。とくに,歴史関係の人数は少なく,当然入れるべき項目がぬけているものが多い。これは,われわれがこれらの問題を無視しているわけではなく,上のような事情による。形式上も,各自執筆者の意志を尊重し,編集上の統一は,字句など微調整にとどめた。


表現は,原則として執筆者にまかせたが,以下の点については統一をはかった。各族を表すのに族を省略するが漢字表記の場合はつける(例:アミ,泰雅族,平埔族)。また,「種族」,「部族」,「部落」,「蕃社」は原則として使わない。ただし,引用文や歴史表現はそのままにしてある。また,言語学ではサイシヤットと表記するが,民族学ではサイシャットとする慣用にしたがった。


なお,この一連の学術的な企画に対して,順益台湾原住民博物館からの研究奨励金が寄せられ,本書実現の基礎となった。記して厚く感謝の意を表したい。


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執筆者・編集協力者一覧(50音順,a.出身学校(学位)b.現職 c.専攻 d.主著)
石垣 直(いしがき・なおき)
a. 1999年大東文化大学国際関係学部国際関係学科卒業
b. 東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程在籍中
c. 社会人類学,台湾原住民
d. 「台湾ブヌンの現代的婚姻」『台湾原住民研究』5(印刷中)

江田明彦(えだ・あきひこ)
a. 1973年拓殖大学商学部貿易学科卒業
b. 湘南工科大学教務課勤務
c. 伊能嘉矩研究
d. 1998「伊能嘉矩著作目録」『伊能嘉矩与台湾研究特展専刊』国立台湾大学図書館

小川正恭(おがわ・まさやす)
a. 1974年東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程単位取得退学
b. 武蔵大学社会学部教授
c. 文化人類学,オセアニア諸島民,台湾原住民
d. 1992「ツォウ族の伝統家屋の空間構成」『武蔵大学人文学会雑誌』24-1

笠原政治(かさはら・まさはる)
a. 1978年東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程単位取得退学
b. 横浜国立大学教育人間科学部教授
c. 文化人類学,台湾原住民・沖縄
d. 1997・1999「幻の〈ツァリセン族〉」「〈ルカイ族〉の誕生以後」『台湾原住民研究』2・4

片岡 樹(かたおか・たつき)
a. 1991年筑波大学第三学群国際関係学類卒業
b. 九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程在学中
c. 文化人類学,東南アジア地域研究
d. 1998「東南アジアにおける『失われた本』伝説とキリスト教への集団改宗──上ビルマのラフ布教の事例を中心に」『アジア・アフリカ言語文化研究』56

金子えりか(かねこ・えりか)
a. 1955年,ウイーン国立大学文化人類学研究科,民族学科(Ph.D)
c. 東南アジア先史/考古学/民族学
d. Glimpses of the Other World. Austronesian Studies in Taiwan: Retrospect and Prospect. Univ.of California in Berkeley, 1997. ( in print),1999「歴史的な慣習としての首狩,そして,過去を克服する必要」『台湾原住民研究』4

黄応貴(こう・おうき,Huang, Ying-kuei)
a. 1988年 London School of Economics, University of London (Ph.D)
b. 中央研究院民族学研究所所長
c. 社会人類学,経済発展,社会組織と社会構造,宗教と文化,政治と文化
d. 1988 Conversion and Religious Change among the Bunun of Taiwan. Ph.D. thesis. University of London. 1992『東埔社布農人的社会生活』中央研究院民族学研究所,1995『空間,力与社会』(主編),中央研究院民族学研究所

黄智慧(こう・ちえ,Huang, Chih-huei)
a. 1992年大阪大学大学院文化人類学専攻博士課程単位取得退学
b. 中央研究院民族学研究所助手
c. 文化人類学,民族学,日本,沖縄,台湾
d. 1999「日本對台湾原住民族宗教的研究取向」『人類学在台湾的発展』中央研究院民族学研究所,1996,1998,2000『番族慣習調査報告書』第一,二,三巻中文訳本(編訳),中央研究院民族学研究所

國分直一(こくぶ・なおいち)
a. 1933年京都帝国大学史学科国史学卒(文学博士)
b. 梅光女学院大学名誉教授
c. 考古学,民族学,民俗学,文化人類学
d. 1981『台湾考古民族誌』(慶友社),1981『壷を祀る村』(法政大学出版局)

小林岳二(こばやし・がくじ)
a. 2000年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学
b. 自由ヶ丘学園高等学校教諭
c. 歴史学,台湾近現代史
d. 1999「清末・日本統治直後,政権交代期の台湾先住民──文書からみた「帰順」」『東洋学報』80-4

清水純(しみず・じゅん)
a. 1990年東京大学大学院総合文化研究科博士学位取得修了
b. 日本大学教授
c. 文化人類学,台湾原住民および中国漢民族の家族・親族,宗教儀礼,神話・伝説,文化変容(漢化)
d. 1991年『クヴァラン族──変わりゆく台湾平地の人々』(アカデミア出版会)

末成道男(すえなり・みちお)
a. 1970年東京大学大学院社会学系博士課程単位取得終了(社会学博士)
b. 東洋大学社会学部教授
c. 社会人類学
d. 1982『台湾アミ族の社会組織と変化』東京大学出版会

蛸島 直(たこしま・すなお)
a. 1987年筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程単位取得退学
b. 愛知学院大学文学部助教授
c. 文化人類学,親族,儀礼,医療,奄美,台湾
d. 1984「奄美一村落の病気観──沖永良部島S部落の場合」『民族学研究』49-2

唐立(クリスチャン・ダニエルス)
a. 1986年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(東京大学文学博士)
b. 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授
c. 歴史学,非漢族の歴史,技術史,華南・西南中国・シャン文化圏
d. 「試論清代台湾生番之帰化與漢族拓墾:以乾隆至道光年間為中心」張炎憲主編『中国海洋発展史論文集』第6輯(中央研究院中山人文社会科学研究所,1997年3月)407-428頁,「伊能嘉矩の台湾原住民研究の歴史学的価値」日本順益台湾原住民研究会編著『伊能嘉矩所蔵台湾原住民写真集』(順益台湾原住民博物館,1993年3月)19-27頁,『四川の考古と民俗』,慶友社,1999年

陳文玲(ちん・ぶんれい,Chen, Wen-lin)
a. 1999年東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻修士課程卒
b. 東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程在籍中
c. 文化人類学,台湾原住民族
d. 1998「「サイシヤット」の民族名称に関する一考察」『台湾原住民研究』3
2000 「エスニック・バウンダリーから「民族集団」を考える──台湾先住民族サイシャットを事例として」『日本台湾学会報』2

月田 尚美(つきだ・なおみ)
a. 1997年東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了
b. 愛知県立大学助教授
c. 言語学,台湾原住民諸語(アミ語,セデック語),形態論,統語論,類型論
d. 1999, Locative, existential, and possessive in Seediq. Selected Papers from the Eighth International Conference on Austronesian Linguistics. (eds. E. Zeitoun and P. J.-k. Li)

土田 滋(つちだ・しげる)
a. Graduate School, Yale University (Ph.D.)
b. 跡見女子大学非常勤講師
c. 言語学,オーストロネシア諸語,台湾原住民諸語,歴史言語学
d. Reconstruction of Proto-Tsouic Phonology (東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所 Monograph Series No. 5)

長沢利明(ながさわ・としあき)
a. 1985年法政大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学
b. 東京理科大学非常勤講師
c. 文化人類学・民俗学,日本および東アジアの文化
d. 1989『東京の民間信仰』,1996『江戸東京の庶民信仰』,1999『江戸東京の年中行事』いずれも三弥井書店

中西裕二(なかにし・ゆうじ)
a. 1991年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学
b. 福岡大学人文学部教授
c. 文化人類学,民俗学,宗教的世界観,親族,民族論,日本,ベトナム,華人
d. 1999「べトナム南部・ソクチャン省D村における信仰と祭祀」『ベトナムの社会と文化』1:91-116,風響社

野島本泰(のじま・もとやす)
a. 1995年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了
b. 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
c. 台湾原住民諸語(ブヌン語,カナカナブ語,サアロア語)
d. 1996「Lexical prefixes of Bunun verbs」『言語研究』110

野林厚志(のばやし・あつし)
a. 1994年東京大学大学院理学系研究科修士課程終了
b. 国立民族学博物館助手
c. 民族考古学,物質文化論,環境社会論
d. 2000「民族考古学的アプローチにもとづくパイワンの罠猟研究:動物遺存体の解釈に関する一試論」『国立民族学博物館研究報告』25(2)

原英子(はら・えいこ)
a. 1998年九州大学大学院文学研究科博士課程修了(九州大学博士(文学))
b. 岐阜市立女子短期大学講師
c. 宗教人類学
d. 2000『台湾アミ族の宗教世界』九州大学出版会

松澤員子(まつざわ・かずこ)
a. 1971 Graduate School, Syracuse University (Ph.D)
b. 平安女学院大学現代文化学部教授
c. 文化人類学,台湾原住民
d. 1994『台湾先住民の文化──伝統と再生』千里文化財団
1999「日本の台湾支配と原住民の日本語教育」『植民地経験』人文書院

馬渕 悟(まぶち・さとる)
a. 1987年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学
b. 北海道東海大学教授
c. 文化人類学,親族,儀礼,台湾
d. 1995「うぬぼれ鏡としての台湾原住民の日本人観」『民族誌の現在』弘文堂

宮岡 真央子(みやおか・まおこ)
a. 1996年横浜国立大学大学院教育学研究科社会科教育専攻修士課程修了
b. 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程
c. 文化人類学,台湾原住民・沖縄
d. 1996「神々の籤引き――宮古池間島の童名に関する一試論」『沖縄民俗研究』16
1997「野人の文化人類学――森丑之助の生涯と研究」『南方文化』24

森口恒一(もりぐち・つねかず)
a. 1974 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
b. 静岡大学人文学部教授
c. 言語学,台湾・フィリピン・太平洋地域
d. 1998 『伊能嘉矩:蕃語調査ノート』(南天書局)

山路勝彦(やまじ・かつひこ)
a. 1973年東京都立大学大学院博士課程修了(社会学博士:関西学院大学)
b. 関西学院大学社会学部教授
c. 文化人類学,植民地主義と人類学,民族とアイデンティティ論
d. 「憑依する巫女,原初への追憶と新たなる神々──漢族でもなく,シラヤ族でもなく(2)」『台湾原住民研究』第4号,1999年

山田慎也(やまだ・しんや)
a. 1997年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学
b. 国立歴史民俗博物館民俗研究部助手
c. 民俗学
d. 1999「社葬はいつ成立したか:新聞の死亡広告を中心にして」中牧弘允編『社葬の経営人類学』東方出版,1999「葬儀と祭壇」松崎憲三編『人生の装飾法』筑摩書房

山田仁史(やまだ・ひとし)
a. 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程在学中
b. 同上
c. 文化人類学・民族学
d. 1997『太陽の射手:日本・台湾と周囲諸民族における「太陽を射る話」の比較研究』京都大学大学院人間・環境学研究科修士論文(未刊)

山本芳美(やまもと・よしみ)
a. 1998年昭和女子大大学院生活機構研究科単位取得退学・学術博士(昭和女子大学大学院)
b. 昭和女子大学国際文化研究所客員研究員・中央研究院民族学研究所訪問学員
c. 文化人類学,身体,イレズミ,東京,沖縄,台湾
d. 1999「タイヤル族に対するイレズミ禁止政策(1)」『台湾原住民研究』4

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